Skipper Johnの航海日誌

2007年09月25日(火) ドラえもんのお陰?「のび太首相」に中国ブロガー大喜び

ドラえもんのお陰?「のび太首相」に中国ブロガー大喜び

25日に福田康夫氏が国会で首相に指名され、中国のブロガーらが大喜びで「のび太首相」の誕生を祝っている。「ドラえもんのお陰?」「のび太が首相に」……。中国でもドラえもんは大人気で、なんと野比のび太の中国語名は「野比康夫」らしい。福田総理の顔もなんとなく「のび太」に似ている(?)というのがもっぱらの関心らしい。
(9月25日付 中国情報局ウェブサイト)
中国情報局NEWS

戦略ポイント: 偶然の一致

本日、第91代内閣総理大臣に福田さんが指名され、内閣の陣容が発表されました。

しかし、中国語でのび太くんが「野比康夫」だったとは知りませんでした。アニメの主人公と一国の総理が同名となれば、まあ親近感が湧いてブログも盛り上がりそうですね。

福田総理のお父さんである福田赳夫氏も、30年前に総理でした。日中平和友好条約の締結者としても有名で、あの��小平が1978年に同条約の批准書を持って訪日した時に福田パパ総理がホストとして迎えました。

��小平は福田パパ総理主催の歓迎宴のスピーチで、「日中両国は海一つを隔てた隣国であり、両国間の友好の源は遠く、その流れは長く続いています」という、歴史に残る言葉を残しました。このあと日中間の交流の現場でこの言葉は多く引用され、��小平の偉大な足跡の一つとなりました。

私は当時まだ小さかったのですが、うっすらと覚えていることが一つあります。それは��小平が日本の新幹線に乗った感想を、「頭が後ろにくっつけられるようだった」と言ったことです。新幹線のスピードが速くてそのように感じたのでしょうね。当時��小平に対してとても親近感を感じたことを覚えてます。

福田新総理はそんなに親中派というタイプではありません。新華社などの福田総理就任のニュースを読んでいると、まだ新総理の出方をじっくり注視しているといった報道ばかりです。安倍全総理は昨年就任後すぐに訪中し中国首脳からは好感をもって迎えられました。

現在は北朝鮮を含めた六カ国協議や資源問題など、中国やロシアの国際的存在感が大きくなっている反面、米国はイラク戦争の失敗とサブプライム問題に起因する経済の減速懸念で勢いがすっかり弱い感じです。新総理には中国を含めたユーラシアの更なる積極外交を期待したいと思っています。

さて、今日の戦略ポイントである「偶然の一致」ですが、こんな例を耳にしました。私の知人がインドを訪問する際にイミグレーションで一人だけ別室に連れて行かれました。原因は、国際ブラックリストの氏名(アルファベットのみ)と同姓同名だという疑いからです。

中国では同音異義語が多く、漢字を無視したアルファベットによる氏名の表記では多くの同姓同名が発生してしまいます。例えば、張兵も、張炳も、張秉もすべて「Zhang Bing」と表記されます。中国では漢字の違いで別人と分かる場合が多いですが、インドのイミグレ担当官も当然迷ってしまいますね。偶然の一致ってけっこう迷惑なものなのかも知れません。


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