あの頃の自分は、なんであんなに強気だったんだろう? と、ときどき思う。 ここに書いていた文章も、 よくもまあ、言いたい放題、思うがままに、 あんなふうに書けたもんだなあって、 ある種、感心するんだわ。
いま。 わたしは、ちょっと月が怖い。 そうして、実は、月が遠い。 恋しいけど、遠い。 そんなふうに言ったなら、 月はサビシク思ってくれるかなあ?
一生懸命彫っていた彫刻なのに、 削りすぎたって思ったときは、 どうしたらいい?
買ったばかりの優しい色のスカートに、 ハンバーガーの汁を落としてしまったときは、 どうしたらいい?
…… 大事な大事なアノヒトのココロに、 ヤケドみたいな傷をつけてしまったときは、 どうしたらいい?
取り返しのつかない、そんな失敗を、 どれだけ繰り返したら、 わたしはお利口さんになれるんだろう。
ねえ。 いまでも、月は、わたしが歩くと、ついてきてくれるかなあ?
誰にともなく聞いてみる。 ひとつひとつ、聞いてみる。
でも。 大事なコトなら、自分で考えな。
強気でも弱気でも、 どっちでもいい。
大事なコトだから、自分で考える。
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