なんにもないスペースに わたしのコトバを並べていく ことんことんと 置いていく
ピアノの鍵盤を叩くみたいに ギターの弦を爪弾くみたいに ぽろんぽろんと 鳴らしていく
たとえばわたしが 透明人間だったとしても
コトバたちは あなたに届くかしらね
たとえばココロは あるかないかわかんないけど
コトバならば あなたに届くかしらね
そう思って 意気揚々と並べ始めるけれど 並べるそばから はがしたくなるの
鳴らすそばから 消したくなるの
あなたを笑顔にできる 優しいコトバがみつからなくて
わたしの中の どこにもなくて
|