ハダカの王様に「ハダカですよ」って言えないのは処刑されるのが怖いからなんかじゃなくてハダカだと気づいたときの狼狽や悲しみや焦燥にへたりこむ王様を見ていたくないからだでもそれはわたしが優しいからなんかじゃなくって他人が落ち込んでいる姿は目障りでうっとおしいからというただそれだけのことどうか王様がずーっと勘違いしたままでいられますようにって願うわたしはどこまでも冷血でどこまでも卑怯な優しさのカケラもないエキストラその他大勢