<日刊 岡村>
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| 2007年09月01日(土) |
建前墨守(ぼくしゅ)による不利益 |
時事通信:F15戦闘機を沖縄配備=中国軍近代化に備え−防衛省
この記事を読んで「あれ?」と思われた方も多いと思います。 「ひょっとして沖縄では未だにF-4を使っていたの?」って。
そうなんです。 1)対中国との関係であまり刺激したくない 2)沖縄県民の感情に配慮 としてこれまで配備してこなかったのです。
しかも航空自衛隊では通常戦闘単位が航空団なのに沖縄だけ呼称は「南西航空混成団」、陸上自衛隊は師団とか連隊ではなく「第一混成団」。何となく雑多であまり強くなさそうな感じをかもし出させております。
涙ぐましいと言うか日本らしい配慮ですが諸外国から見れば全く無意味です。「売春」を「援助交際」と言い換えても本質が変わらないように「駆逐艦」・「巡洋艦」を「護衛艦」、「砲兵」を「特科」、「歩兵」を「普通科」、「工兵」を「施設科」、階級の「大佐」を「一佐」と呼び変えても身内的には通じても外部から言えば何やってるんですか?の世界。
まぁ、この問題の根源をたぐって行けば「憲法第九条」・・・「日本は軍隊を保有できない」→「つまり自衛隊は軍隊ではない」に行き着きます。でも世界広しと言えど戦車や戦闘機まで保有している警察はありませんし、自衛隊は軍隊ではないと言う意見に納得してくれる国はないでしょう。
ここで沖縄のF-4の話に戻りますがもう既にF-15ですら後継機のF-22に換装する話が出ているのにいまだF-4を使用すると言うのはWINDOWS Vistaが出ている時代に2世代前のOS(機種)WINDOWS 2000のパソコンを使い続けるのと同じです。(技術格差を考えれば98くらいか?)
異なるしかも旧式な機種をわざわざ残せばそれでも故障・修理に備えて交換部品など残さねばならず整備コストが跳ね上りますし、県民感情が云々と言っても既に以前から米軍嘉手納基地にはF-15は配備されており自衛隊のみF−4であっても何ら意味はありません。
今や思想の左右を問わず冷戦終結により日本の最前線は北海道ではなく沖縄であることに異論はありません。建前にこだわって万一中国と何かあった場合、その不利益(旧式兵器が配備される)をこうむるのは当の沖縄県民であり国民です。
批判を恐れず沖縄県民に現状を説き実態に合った体制を構築できる日が早期にあらんことを。
岡村まさお

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