<日刊 岡村>
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2007年08月24日(金) 苛政は虎よりも猛し

時事通信:北朝鮮に3000万円の人道支援=豪雨被害、国際赤十字通じ−日赤
 毎年のように繰り返される北朝鮮の洪水被害の記事を見るたびに「苛政は虎より猛し」と言う言葉を連想します。

苛政は虎よりも猛し
http://homepage1.nifty.com/kjf/China-koji/P-053.htm

 元々朝鮮半島にはオンドル(伝統的床下暖房)の習慣があるので薪用にするための過度な森林伐採が原因で禿山が多く、少しの雨で洪水や表土流出が相次ぎました。

 近代に入り日本が朝鮮半島を支配するようになると朝鮮総督府は毎年数百万本単位でのニセアカシヤ植樹を進め森林は緑を取り戻し始めたのも束の間、日本の敗戦と共に朝鮮戦争などの戦乱で再び森林は荒廃。

 それでも韓国の方は経済成長と共に植林を進め森林再生は進んだものの北朝鮮ではエネルギー・食料不足により森林はことごとく伐採され土壌は保水能力を失い、少しの雨でも表土流出や洪水が起きるなど大きな災害をもたらす。表土流出は同時に作物も押し流しただでさえ逼迫している食糧事情を更に圧迫。

 金一族による過酷な支配はまさに「「苛政は虎より猛し」。いつまで北半分の人達の苦難は続くのであろうか。人道支援と言うこれまでの食料・医療支援は人々の暮らしの根本的解決には何の役にも立ちません。


岡村まさお