<日刊 岡村>
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2007年06月23日(土) 新銀行東京・・・「目算」と「宝くじ」は外れる!?

時事通信:都知事 銀行は「目算狂った」

 「累積損失849億円、都の出資金1,000億円」共にすごい金額です。ちなみに相模原市の平成19年度の一般会計・・・年間予算は1,970億円ですから東京都は相模原市の年間予算の半分くらいの金額をポンと出資して銀行を創設したわけです。

 その銀行はやはり相模原市の年間予算の半分の累積赤字を抱える・・・。金額だけ見ているとピンときませんがこう書くといかに大きい金額かと言うことがわかります。

 この出来事自体は「公的金融のあり方の難しさ」と言うものが出ています。確かに平成不況の際の民間銀行の「貸し渋り」「貸しはがし」にはその内側にいたものから見ても酷いものがありました。

 その時は「新銀行東京」の存在意義はかなりあったと思います。この失敗をして多くの方は石原都知事を批判していますが実際これにより助かった中小企業も多くありそれはそれで全否定すべきものではないと思います。

 結局は中小企業対策として補助金として出すか銀行からの融資として出すかの違いであったに過ぎません。

しかし今や景気回復し民間銀行は貸し出し競争が激化しておりますます「新銀行東京」とお付き合いしようと言うのは財政悪化している企業が多くなる・・・新銀行東京の債権の不良化につながる訳です。

 これ以上傷が深くしないように「当初の目的は達成したが歴史的意義は相対的に薄れたので解散する」と撤退いや転進(笑)した方が良いのではないでしょうか。

 決断するなら再選されてまだ力がある今しかないのでは。任期満了近くでやるとぶったたかれての引退となりかねません。それとも先送りでしょうか。注目しています。


岡村まさお