<日刊 岡村>
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2007年06月11日(月) 認識台湾

李登輝前総統:靖国神社を参拝 「個人的な事情」と説明

 李登輝氏には「古き良き日本人」、古武士のような印象を抱きます。勿論、国家元首を務めた人物ですからしたたかな側面もあるでしょうが氏は「日本人以上に日本人たらんとした」のではないかと思います。

 ちなみに台湾には歴史教科書で「認識台湾」と言うものがあります。これまで「大陸反攻」(中国に攻め入り国民党政権を中国本土に復活させる)を旗印に台湾に押し込められているのはあくまで一時的なものと言うことで歴史教科書でも中国本土の歴史ばかりで台湾本土の歴史はほとんど触れられいませんでしたが1997年から台湾の歴史を学ぶと言うことで「認識台湾」が導入されました。邦訳で雄山閣出版で1,500円で発売されています。

 ある意味扶桑社の「新しい歴史教科書」より客観的な記述かも知れません。そこには日本の植民地行政の良いことも悪いことも書いてあります。北朝鮮・韓国のようなひたすら「日本は悪」と言うような記述ではありません。

 例えば日本の植民地行政での功罪の功の部分では以下のようなものが挙げられます。
■人口の激増
■纏足追放と断髪の普及
■時間厳守の観念の養成
■遵法の精神の確立
■近代的衛生観の確立

これを見て行くと
■時間厳守の観念の養成・・・学級崩壊により始業時間が守られないし時間中でも教室外に出てしまう。
■遵法の精神の確立・・・大臣や企業トップが法律を守らない、バレルと居直る。
■近代的衛生観の確立・・・若者中心に電車や道端でも平気で座り食事をしたりする。

 この教科書で育った世代は教科書で抱いた日本人像と実際の日本人の現状とを比較してどう思うでしょうか。李登輝氏も現状を見られたでしょうが「言わぬが花」と思われたでしょうか。自らもダレていた部分に反省です。


岡村まさお