朝の空気の すがすがしさに寝ている間にたまった澱が風にあおられ 飛んでゆく澄み渡った 高い高い空あんなふうにゆうゆうと飛ぶ力強い三つの 黒い影 どれだけの 強い風がそこには 吹いているのだろうゴミ出しの素足が冷たくてこれから来る 長い冬に足の指先が固まるようだ悲しいような優しいような 冬の気配木蓮の葉の芽は既に春の 準備をし枝先を笑いながら 天に向けているというのに