童話の中のへんくつばあさんブツブツいつも ひとり言アタシなんかどうせ誰も 相手にしない 席替えはイチバン最後に空いた席に座ろうそのほうが 傷つかない老犬はわらう母も父も知らぬまま拾われてここにきてこうしてもう何年だろうたべものも寝る場所もあるなにをそんなに悲しむのだコトバを飲むとココロがイタイコトバはココロにはいると針になる鏡の向こうでこっちを見ている童話の中の嫌われ者のへんくつばあさん