きんいろの風のこどもたちがやってくる10月になった朝雨上がりの水滴がキラキラとかがやいて風のこどもたちは少ししんみょうな面持ちでそれぞれがきんもくせいの花のツボミに10月の香りを塗り付け次の土地へと風虫のようにふわり 飛んでゆくお別れを悲しまないできんもくせいの香りがやがて街中に広がったらあなたのことをちゃんとちゃーんと思い出すよ