風に吹かれて振り返る悲しくなんてないただめんどうなだけ四角いハコのなかで眠っていたいだけそしてときどき風に吹かれて振り返るそんなこともあったかなぁ とふふ と笑ってまた 眠る夢の中では糸の切れた赤い風船につかまってふわり ふわり高いところを 飛んでゆくダイスキな 水色の空の近くへ気ままに 旅するの眼がさめればまたチイサナ四角い箱のなか