いまワタシが待っているのはあんなに面倒だった太陽の光雨の日気づけば雲の隙間を探してる庭の左はしから右はしへと吹き抜けるキラキラ輝くみどりの風を待っているみどりの雨がみどりのイノチの背を伸ばすやがて優しいみどりの風がワタシを包んで撫でてゆくみどりの風にワタシの輪郭がとけてゆく初夏にとけてゆく