カゼノトオリミチ
もくじ|過去|未来

世の中というくくりは あるようで 手を伸ばせば なにもない
縛られている縄は いったい何で 出来ているの
シアワセと 思える自分が 幸せなら
手のひらの中の 水溜まりさえ キラキラ 輝いて見える
世に流れるコトバは すぐに ウソに変わるのに
気まぐれテレビに 朝から 耳をかたむける
自分のココロは こんなに不安定だけど
さ迷う小舟は それなりに たどり着くどこかを 探してる
答えは人の 数だけあるから
色とりどりのチイサナ玉を えらんで 拾うのは ワタシの手
中学校の帰り道
3月の強い南風に 吹かれてた 川べりの 柳のよう
何も語らずただ 静かに 揺れていたい
いくつか 拾った 手の中のガラス玉
晴れた日は 青空にかざすと キラキラ 輝いて見える
natu

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