カゼノトオリミチ
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2009年08月28日(金) ユメのかけら




夕暮れの風は
日ごとに 透き通り

ベランダで 耳を澄ますよ

キミの声が 聞こえてこないか
風の色に
ちぎれた会話の断片が

コトバの切れ端が
言葉のリズムの 一拍が
まざっていないかと

耳を澄ますよ

気づけば 陽は落ちて
秋の薄絹の裾が
音もなく
ワタシの背中に近付いていた

結んだ手の指から
捉まえたはずの ユメのかけらを
はらり 落して
吹きすぎる 風


natu