夕暮れの風は日ごとに 透き通りベランダで 耳を澄ますよキミの声が 聞こえてこないか風の色にちぎれた会話の断片がコトバの切れ端が言葉のリズムの 一拍がまざっていないかと耳を澄ますよ気づけば 陽は落ちて秋の薄絹の裾が音もなくワタシの背中に近付いていた結んだ手の指から捉まえたはずの ユメのかけらをはらり 落して吹きすぎる 風