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「見てごらん」 - 2006年05月10日(水) もう幾度果てたかわからない。 けだるく横たわる背中に手を添えられ、抱きかかえられて上体を起こす。 「ほら」 視線の先には、黒々と絡み合うふたり分の深い茂みの下に、驚くほど大きくその歪んだ口を開けて、熟しきってはち切れそうな果実をくわえこんでいる私の分身。 果実を支えるたくましい幹が大きくしなって引こうとするのを、すがるように強く挟み込むから、その度に唇が紅くめくれあがり、中からぬらぬらと液体が溢れて吐息より大きな音をだす。 醜くて美しい 憎くて愛しい 私の分身。
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