こぞのさくら...

 

 

薄暗い部屋の中 - 2006年04月15日(土)


音量をあげた深夜ラジオの朗読劇の合間に聞こえる微かな息遣い

「…ミヤザワケンジ?」

ブラインドのフィルターを通して縞模様になった月明かり

「まぶしいね」
「でもきれい」

日常の谷間にある非日常が快感のキッカケになる瞬間

「……ほしい」

ベッドの横で跪いているあなたの顔の目の前に

「もっと」

ベッドの上に四つんばいになった私はお尻をぐいと突き出して

「高く」

大きなホールから滴る液体が下に落ちるまでに掬い上げられて

「きれいだよ」

あなたの指を伝って小さなホールにまで塗り広げられるのを

「…あったかい」

もどかしい思いでゆっくりと腰を振りながら待つ

「!」

ふたつのホールがふさがると同時に

「ん」

ふさがっていない頭部のホールから

「あ」

窓の向こうの人気のない夜の街に向かって

「・・・・・!!」

あなたを乞い求める甘い悲鳴が聞こえた








My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail BBS