こぞのさくら
...
咲
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通勤電車 - 2006年02月10日(金)
ぎゅうぎゅう。
扉に体を押しつけられて、縦長の窓越しに朝日を浴びる。
目の前のガラスが私の呼吸に合わせて小さく丸く白く曇る。
シール広告のタレントの笑顔。
誰かの上着から、煙草と焼き肉のにおいがする。
伏せた瞼。
睫に日光が乱反射して、茶色の光がキラキラしてる。
隣に平行に走り続ける線路に乗ってる光。
この電車を追いかけるようにずっとついてくる。
まぶしい。
まぶしい。
まぶしい。
次は終点。終点。
お出口は右側です。
開く扉にご注意ください。
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