こぞのさくら...

 

 

セックス赤ペン先生 - 2005年11月20日(日)

いつもほんとに弱ったときに、思い出したみたいにグッドタイミングで電話をくれる友人がいる。
彼は大切な友だちだ。
私のいいところもダメなところも、彼のいいところもダメなところも、お互いちゃんと理解していて、だから何も作らなくて良くて、ありのままでいられるところが居心地がいい。

一度だけ、ほんとにどうしようもなく凹んだときに、友だちの一線を超えてセックスをしたことがある。
これがびっくりするくらいダメだった。
あんなに話は合うのに、こんなに考えてることわかり合えるのに、セックスだけは全然合わなかった。

もうしないほうがいいね。
そのほうがいいね。

私たちの中で、そのセックスは封印された。
今日、私のセンチメンタルな空気をどこかで感じ取ったらしいその彼が、久しぶりに電話をくれた。
お互いの近況を話しているうちに、その一度きりのセックスの話になった。
どこがダメだったか具体的に教えてくれと言う。
そんなことを言ってもダメだったのは彼のせいだけではなくて、私の方にも問題があったと言っても、自分の中ではっきりさせたいんだと食い下がる。

ほんとに?じゃあ言っちゃうよ?

いくら気を許せる友人とはいえ、セックスのダメだしは気を遣う。
彼を傷つけないように、言葉を選びながら、具体例を挙げていく。
私が素に戻ってしまったセックス中の彼の行動のひとつひとつ、言葉のひとつひとつ。
私にももちろん問題があって、その日のセックスには、その彼の言動だけのせいではなく、私自身がアグレッシブになれていなかった。体を重ねることにずっと疑問を抱いたままだったから。

ほんとに私たちの関係にセックスは必要?

そんな気持ちが、やる気のない下半身の反応に現れ、どうにかしようとする彼の焦りがどんどん悪い方向へ向かってしまい、結果、お互い不満足になるセックスになってしまった。

だけど、時を経て、改めてダメだったポイントをふたりでピックアップしていく作業はなんだか無性におかしくて、ゲラゲラ笑いながら反省会をするのも楽しくて、以後気をつけます。だなんて、以後はないんだけど、偉そうに彼の言動を添削していくうちに、どんどん気持ちが晴れてきて、ああ、これ本業にしようかな、なんてバカなことを考えつつ、今日もまたタイミングの良い電話に感謝するのでした。

さんきゅ。元気でた。








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