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正夢だった。 - 2005年11月18日(金) 一番混雑してる朝の通勤時間帯のターミナルステーションで、 乗車率300%の車内から吐き出された人波が一斉に改札口へ向かう。 その中に彼の姿を発見した。 そこだけポッコリ隙間ができている。ように私には見えた。 駆け寄ろうとしても、流れるプールの中にいるみたいに、思うように近づけない。 みるみる人ごみの中に消えてしまいそうになる頭ひとつ分まわりより出てる細身の後姿を見失わないようにしながら、人の流れを掻き分けて階段を駆け登り、乗り換えの改札口の直前でやっと追いつく。 横から腕を軽く握り、驚いた顔をしている彼に、息をはずませながら「歩くの速すぎ。」と笑いかける。 視線がからみあったのも一瞬のことで、それぞれ別方向の電車に乗ろうとする人の波にのまれて、彼が「じゃ」と片手を挙げたときは、私たちの距離はもうすでに何メートルも離れてしまっていた。 後ろ髪ひかれながら、そのまま私も階段を駆け下り、ちょうどホームに滑り込んできた電車に飛び乗る。 心臓がドキドキするのは久しぶりに走ったからだけじゃない。 嬉しい。顔見れて。 けど、ロングで聞こえた咳がちょっと心配。 そういえば、顔色も少し悪かったかも。。 遇えたら遇えたでやっぱり悶々。
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