こぞのさくら...

 

 

マッサージしてあげる - 2005年08月01日(月)

「リンパマッサージ。」
そういうと彼は私の鎖骨のあたりに手を添えた。

最近新しく始まった仕事で疲れ気味の私を気づかってくれてるんだろうな。
でもホントは彼の仕事の方がずっと大変そうなのに。
私がしてあげなくちゃいけないくらいなのに。

そう思ったけど、カラダを重ねた後の気だるさと、ここのところの寝不足のせいでベッドの上で仰向けになった体は思うように動かない。
すっぽんぽんのまさにマグロ状態の私のカラダをマッサージと言うより、軽く撫でてくれる感じで、そうっと優しくゆっくり丁寧に、鎖骨を腕を胸を胴体を足を、彼の手のひらがするするとすべる。

全裸のふたりだけど、えっちな気分にならないのは、いつもの愛撫のように緩急自在変幻自在な触れ方ではなく、均一に手のひらからでる気を私にゆっくり浸透させてくれているような、誠実で真面目な彼の一面を見るような、なんというか「安心」というオーラで全身を包んでくれるような触れ方で、はじめ一方的に触られていることが少し恥ずかしかったけれど、裏返しになるように言われ、今度は肩や背中や腰やお尻や太ももやふくらはぎの裏を、やはり同じくメトロノームを最遅に設定したくらいのスピードでさわりさわりと撫でられているうちに、このままとろけてなくなってしまうんじゃないかって思っていたら、すこんと落ちてた。いつのまにか。無防備なカラダをさらけ出したまま。

カラダもココロもとろとろじんわり。








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