こぞのさくら...

 

 

夢の中で縛られていた。 - 2005年05月24日(火)

両手を上にあげて、手首を縛った紐はそのままベッドにつながれていた。
私は下着をつけたまま。
下着の縁を丁寧になぞる舌先。
もどかしさに体をくねらせる。
せつない声をあげる私を観察するように、
細い指先が下着の縁からすべりこみ、
胸の一番てっぺんの隆起に触れる。
思わずに手に力が入って、その窮屈さに悲鳴をあげる。
指先で下着の中の一番感じる部分を捻り上げながら、
へそのあたりをつぅっとすべった舌先が、
パンティの上から、すでに染みを作ってるあたりを縦になぞり、
白い歯が軽く噛みつく。
ため息とも泣き声ともつかないようなせつない声が
のどからもれる。
ああ、もっと欲しい。
いつもなら両手でかかえる頭に手が届かない。
体をよじって、腰をふってその舌先に股間を押しつける。

次のシーンでは、私の右手は右足首に、私の左手は左足首に結ばれ、
うつぶせの姿勢で頭をついて、腰を高くあげている私の淫らな臀部に熱い息がかかる。
まだパンティははいたまま。
熱い息を股間の中心に感じた次の瞬間、パンティはぐいと横にずらされ、そのすき間から熱い舌先が濡れて元のカタチもわからなくなってしまったのではないかと思うぐらいの深い谷間に挿入される。
窮屈な姿勢のまま、シーツを噛みしめてくぐもった声をあげる。
動きを制御され、執拗な舌先の動きに身もだえする。
無理にずらさせたパンティのゴムが太ももの付け根に食い込む。
欲しい…
入れて…
懇願するのに声がでない。
熱い息が遠のき、何が起こったのかと首をうしろに捻ろうとしたその時、
大きな太い芯が私を貫く。
脳までしびれるような快感。
容赦なく突かれる。何度も何度も。
私のずっと奥深くに眠っているものを起こすかのように。
更なる快楽を貪るために自由に動こうとする手足。
手の首と足の首が縊死してしまうのではないかと思うほどひきつれる。
絶頂に達する直前、大きな浮遊感が私を包む。
紐が解き放たれる。
自由になった手足を大きく彼の体に巻きつかせて、
結合部を強くひきつける。
縛られていた手首や足首のしびれが溶け出して、
完全で絶対のひとつの細胞になる。
温かい白い光に包まれた小宇宙。

ふたりがひとつになるのではなくて、
ふたりでひとつになる。

至福の瞬間。









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