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★★★★☆/水の旋律 ----- 【 2005年12月08日(木) 】
発売元:KID
開発元:KID
機種:プレイステーション2



【現在発売中】
ゲーム:PS2 水の旋律(通常版)・・・・・購入済
ゲーム:PS2 水の旋律(初回限定版)・・・・・持ってません
その他CD、グッズなど有り。



人魚の肉を食べた八百比丘尼の伝説をテーマとした女性向恋愛シミュレーションゲームです。
主人公が積極的に恋愛するのではなく、謎を解いていきながら絆を深めて最後に恋愛するという形になります。そのため、遙かシリーズのように恋愛イベントといえるものはほとんど無く、対象キャラと町で偶然会って会話したり一緒に何処かへ行ったりする日常的イベントが多いです。少しだけデートイベントはありますが。
EDスチルがとても美麗です。これを見るためだけでもプレイ価値アリです。
OPとEDの歌も素敵です。キャラソンな歌じゃないので、キャラソンな主題歌を好まない私は大満足です。ヴァイスの全曲を作詞・作曲したコンビによって作られてるので、ヴァイスファンにはたまりません。
ジュークボックス機能もあります。美麗スチルを見ながらOP・EDの歌を聴けます。
主人公の名前変換は出来ないので名前変換しないと嫌な方にはオススメ出来ませんが、むしろデフォルト名があった方がいい私には嬉しかったです。名前をちゃんと呼んでくれるし。

恋愛の面だけで見ると遙かに劣るので物足りなくなると思いますが、ストーリー面で見ると、一人のキャラを攻略すると必ず何らかの謎が残ります。
そして次のキャラを攻略すると、最初の攻略時には謎だった部分が明らかになりますが、新たな謎が残ったりします。
全クリしていけばどんどん謎が明らかになっていくので、とてもやりがいのあるゲームだと思います。
キャラクターは簡単に言うと、
拓哉:無愛想な、主人公の先輩。
貴人:冷徹な、主人公の先生。
愁一:超大な学園に通う王子タイプ。
圭:愁一に仕える従僕タイプ。
憲吾:ワンコな、主人公の幼馴染。
京輔:憲吾のバイド仲間の天然兄ちゃん。
哲生:主人公の命を狙う敵。
個人的には、拓哉→愁一→憲吾→貴人→圭→哲生→京輔の順にクリアする事をオススメします。
拓哉ルートでは最大の謎が明らかになりますが、その謎は出来るだけ最初に知っていた方がいいからです(でないと、貴人ルートでその謎が明らかにされてしまい、拓哉ルートの感動が半減します)。
京輔ルートは、拓哉ルートが表ルートならばコレは裏ルートにあたるほど重要な秘密が隠されています。京輔ルートで明らかになる謎は最初に知っておいても差し支えはありませんが、最後に知ったほうが驚きが大きいと思います。
愁一や圭のルートは全体の流れがほぼ同じなので、出来るだけ連続での攻略は避けたほうがいいでしょう。愁一ルートの後に憲吾を入れ、拓哉ルートと似て非なる貴人ルートを経て、圭ルートに臨むのがよろしいかと思います。
そして哲生ルートは、特に最大の謎があったり重要な秘密が隠されていたりするわけではないのですが、全ルートにおいてどうして彼は主人公の命を狙ってくるのか、それを知るのは京輔以外のキャラを全部クリアしてからの方が良いかと思います。他のルートではバリバリの敵なので。

ちなみに下にあるのは、こつこつと書き溜めていた水の旋律知識です。
1月にガイドブックが発売されると聞き、ガイドブック発売後にアップして相違点が沢山あったら恥ずかしいので、先にアップしてしまおうと思いました。
まだキャラ別感想は書いていませんが、とてもやりがいのあるゲームなので、このレビューを見て少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。ただし、下にあるのは超ネタバレなのでご注意ください。

星評価は、3つです。主題歌も素敵だしシステムも満載ですが、キャラデザさんの描いたスチルと、そうでない人の描いたスチルの絵が違いすぎるのがマイナス点となりました。
また、キャラの立ち絵についても、拓哉の横顔とか哲生の顔立ちもキャラデザさんの絵とは完全に違いすぎるので、その分もマイナス加算となりました。よって星3つ。


05/12/22・・・星評価修正。星4つとします。
プラス点についてですが、1400年から現代に渡る様々な人間関係やドラマが描かれている事や、また全キャラクリアしないと複雑な人間関係が完全に解明できない形になっている事を考えると、星3つは少なかったような気がしました。
この前はかなりビジュアル面を重点しすぎたようなので、全体的に見直して修正しました。
キャラの立ち絵について、キャラデザさんの絵とそうでない人の絵が違いすぎるというマイナス点については、変更ありません(よって星4つ)。




↓超ネタバレです。ご注意ください↓
相関図※注意!画像なので重いです※(完全ではないかもしれませんので、御了承ください)
登場人物&言語(完全ではないかもしれませんので、御了承ください)

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