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★★★★☆/Weiß kreuz(ヴァイス クロイツ) ----- 【 2005年10月08日(土) 】
今からレビューを書くにはかなり古いですかね?(汗)

ヴァイスとの出会いは、CLAMP先生の漫画『聖伝』目当てで買っていた月刊ウィングスでした。
つちやきょうこ先生によるヴァイスの予告漫画が掲載されていたのですが、始めは『ふーん。キャラの顔はまあまあね。でも興味ないや(´ー`)』とかなり偉そうに考えてスルーしていました。
しかしその月刊ウィングスを読み終えて、ああ暇だなあと思っていた時、『どうせだからスルーしたヴァイスとかいう漫画のページを見てみるか』と読み返したところ・・・・・・・・ハマりました。
最初の偉そうな態度はどうしたんでしょうかね、アタシ(苦笑)

1997年に始動し、2年間という期間限定で活動を始めたヴァイス。
比較的始動時にハマったせいか、ずっと『2年間限定』という言葉を聞いてきましたし、1998年の12月に解散ライブが行われてもそれほど悲しくはありませんでした。
2年間子安さん達4人と一緒に、そして他のファン達とも一緒にずっと歩んできたんだと振り返る事が出来て、寂しさはあったけれど嬉しくもありました。

2000年に発売された『All That Weiß』という本を買って以来、ヴァイス関係から離れていきました。この本が発売した翌週に塩沢兼人様が亡くなられたショックもありました。
桔梗役の塩沢兼人様が大好きだったので、もう彼の演じる桔梗の声を聞くことが出来ないのだと思うと悲しかったです。

1998年に解散してから今日までの間に、ヴァイスが再びユニット復活し、また解散しましたが、復活した当時はちょうど漫画のゴッ輝に熱を上げていた時期だったからユニットを追いかけてはいませんでした。
でも一応作品の方は追い続けていました。しかしキャラデザ変更によるアニメ放映との話を聞き、『つちや先生の絵じゃないのはヤダな』と思ってアニメは見ませんでした。キャラデザの著作権問題で、つちや先生からキャラデザの使用禁止が入ったらしいので仕方ないことだと分かってはいるのですが・・・。でも、それが分かっても心が受け入れられるとは限らないんですよね。私はつちや先生の描いたヴァイス予告漫画からヴァイスの世界に入ったわけですし、ヴァイスの4人はつちや先生のデザインした彼らである事が当たり前だと感じていましたから。ドラマCDを聞く時も、キャラが台詞を発した時にそのキャラの表情とか想像していますし、それまでずっとその『顔』はつちや先生のデザインしたヴァイスだったので、それが新ヴァイスに変わるのをそう簡単には受け入れられませんでした。特にオミとか変わりすぎだし。

でも今、私は現在連載中の『Weiß SideB』を読んでいます(コミックス派ですが)。
つちや先生の漫画じゃないので受け入れられるか不安でしたが、絵も綺麗だし迫力もあるし、キャラも魅力があってとても面白いです。
ちなみに何故読み始めたのかというと、あの漫画に桔梗が少しだけ出てるとの話をどこかで聞いたからです。もう二度とヴァイス作品内で見ることも聞くことも出来ないと思っていただけに、ほんのちょっとだけでも漫画で出てきて嬉しいです。出来ればドラマCDとかアニメでは、もう出てきて欲しくないけれど。・・・彼の声は、塩沢兼人様だけだと思っていますから・・・・・。

あの頃はつちや先生の絵じゃないから嫌!と思って絶対に見なかった私ですが、今ならグリーエンのアニメも見れそうな気がします。サイドBの作中で生き生きと活躍する彼らの姿に、だんだんとこのアヤ達の『顔』に慣れたのかもしれません。サイドBのアヤが美しすぎて惚れたってのもあるし(笑)
気が向いたら、レンタルでヴァイスのビデオかDVDを借りて見るかもしれません(レンタルあればね)。
・・・ただ、未だにオミの変貌には違和感を覚えますが(汗)



長々と語りましたが・・・。
このページでは、私が追ったヴァイスについて下記の通り記録します。ヴァイスの全てを追っていたわけではありませんので、私が買った作品に関してのみ、です。
時々ヴァイスを思い出して振り返る事があるんですよね。またそんな時が訪れたら、自らこのページを見て振り返りたいなあと思うので、自分自身の為に記録します。




文字数制限により全てを掲載出来なかったので、作品感想を別ページに設けました。

こちらからどうぞ。

※読み終わったらブラウザバックしてください。




プロフィールのページでも書いたとおり、私のHNの由来は塩沢兼人様から来ています。
ですが、塩沢兼人様の大ファンというわけではありません。
むしろ大ファンというのなら、オミ役の結城比呂さんの方が好きかも。

私が好きだったのは、『塩沢兼人様』というより、『塩沢兼人様の演じる桔梗』でした。
狂ったように笑う桔梗の迫力に魅せられた、というのが正直なところです。
その桔梗もドラマCD「ENDLESS RAIN」では亡くなったものの、再び別のドラマCD「Dramatic
Preciousシリーズ」で登場しています。また登場するとは思わなかったので狂喜乱舞でした。
ヴァイス特集誌「All That Weiß」にも桔梗が載ってて嬉しく思っていたところ・・・・私にとってのヴァイスの終わりが訪れてしまいました。

ヴァイス特集誌「All That Weiß」が2000年5月1日に出て間もなく・・・・2000年5月10日、塩沢兼人様が亡くなられたのです。

『塩沢兼人様の演じる桔梗』が本当に大好きでした。
大ファンというほどではなかったのですが、彼の演じた桔梗だけで『塩沢兼人』の4文字が頭から離れなくなりました。以降、ドラマCDの舞台となった仙台へ旅行に行ったりしましたし、声優関係の記事を見ては『塩沢兼人』の4文字を探したりもしましたし、新しい私のHNにさえ彼の名前を使ってしまったくらいです。

でも、もうドラマCDを聞いたって、『塩沢兼人様の演じる桔梗』は出てきません。
たとえ桔梗がまたドラマCDで再登場したとしても、それは『塩沢兼人様の演じる桔梗』ではないのです。

よって、ここで私にとってのヴァイスが終わりました。
これ以降については、ベストアルバム「Die Bleibende Erinnerung」以外購入していません。

よって星評価は、旧ヴァイスしか知らないので星4つとします。

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