日々の泡

2012年12月15日(土) 雨の土曜日

雨。
駅前
立候補者一団から大声の挨拶で迎えられるが
通り過ぎる刹那 こちらへの微かなあざけりを感じる
わたしへか
点字ブロックの上の一団をどかしてくれた老人へか
いずれにしろ 
小さなとげ
わたしの住む国。
今のこと
中華まんが蒸けるには結構時間がかかるのだ。
わたしとオットーと家族とわずかだけれど友人と
無償の愛をくれる通りすがりの名もない美しい人たち
湯気の中
すばらしい未来がやって来る
やってくる…
うわごとのように繰り返す


 < 過去  INDEX  未来 >


茉莉夏 [MAIL]