雑念だらけ
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| 2006年06月27日(火) |
捨てたものと手にしたものの話 |
私は バツイチ。 正確には、バツイチになった、彼のことがあって。 文章にするとやけにあっさりとしてしまうが、散々モメた・・・
それまでにも夫婦間はうまくいってなくて 様々な要因があるとこに彼が「現れた」 その頃は、彼は私の安らぎだった。
主人は離婚したくなかったらしいが 私はお願いをした、ケジメとしてその時は。
・・・それも後で冷静になると 「人間としてケジメをつけろ、それが誠意だ。 オレを愛してるなら自分の意思で行動してくれ」 という彼の言葉がすっかり擦り込まれていたのか。 そんな気になった。
主人は 私には慰謝料は請求しないと言った・・・ 俺も悪い、ずいぶんと辛いこともあったろうから、と。 でも、相手の男には 請求をするつもりだと。
「だが」 と、主人。 「請求するとあの男は 『お前のせいでこんなに払うんだ、辛いんだ』と言うような気がする、 お前は虐待されるかも。 だから、様子を見る」
主人は わかっていた。
私は なにもわかってなかった。 結果的、主人のほうが正しかった。
今にして思えば 自殺や情緒不安定をほのめかしたりして焦らされた。 本気にして乗った私がバカ。ほんと。 (それからもっと後で分ったのだが、 彼の母親が「息子のために」いろいろ行動したことを知った。 私を主人と離婚させるために相当頑張ったらしい)
前に書いた「お前のせいだ」という彼の言葉は、 「お前とのことで俺は金に苦労するはず、どうやって払おう」 という怖れだったのだと思う。
「俺と一生一緒にいて一緒に苦労して年を取ろう、な」 彼は私によく言った。 喧嘩していない時は毎日言った。 それは 「俺の慰謝料の分、お前ががんばってくれよ」 という気持ちを 美しい言葉に変えて伝えてたんだろう。
自分で責任とってなんとか払おう、という気も無いようだ。
一緒に暮らし始めてしばらくした時彼が言った言葉。 「いざとなったら」 私は耳を疑った。 「おふくろがなんとかしてくれるさ」
「こっちが苦労しなくてすむならそれに越した事は無いさ」
自分で払うお金じゃないのか、と聞いたら
「どこにそんな金がある。 お前はいいよ・・・人間関係とか捨てても金払わなくていいんだから。 人間関係なんかなくても生きていけるだろ。 そんな金額払うってことは、俺に死ねっていうのと同じだよ」
「おれと一緒に苦労できるよな、お前は」
もう わけがわからない。 「いざ」って何、それはいつ来る?
私が捨てて手にしたものはなんだったんだろう。
捨てたら、返ってこないってことが 身に染みた。
私が彼と居た間、請求は無かった。 ・・・その後は知らない。
メールは受け取っておりません。すみません。
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「モラル・ハラスメント被害者同盟」
モラハラで苦しむ方々へのメッセージや皆さんの体験談があり
私の心の支えとなりました。
ヨウ
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