| 2008年07月23日(水) |
気を遣うファッション、気を遣わないファッション |
今日は休診日ですが、某専門学校での講義です。夏休み前最後の講義ということで、今日の講義が終われば9月までは水曜日に少しは気分的にも時間的にも余裕が出てきます。ただ、猛暑が続くとなると、かえって冷房の効いた室内で講義をした方が過ごしやすいかな?そんな勝手なことを思う今日この頃です。
水曜日の講義でいつも考えるのが、服装です。僕が教えに行っている某専門学校は学生が皆制服を着ています。専門学校というと私服であるというイメージが強かった僕にとっていつも講義に出かけている某専門学校の制服は、講義に通いだした当初、ある意味新鮮な感じを受けたものです。 学生たちが制服を着ている以上、僕も講義に立つときはそれなりの格好でなければならない。そう考えている僕は講義をする時はいつもネクタイを締め、ブレザーは最低着るようにしています。僕なりの講義への礼儀なのですが、これでいつも困るのはどんなネクタイやブレザーを着ていくかということです。
僕が持っているネクタイやワイシャツ、ブレザーやスーツといったワードローブは数が限られています。もっと服装に多くの金を投資できればいいのでしょうが、そういった金銭的余裕が無い中、いかに服装を組み合わせるか、非常に難しいものがあります。かといって、毎回同じ服装で講義をするのも何か芸がないようなところもあり、面白くありません。如何に限られた予算、限られたワードローブで少しでも毎週の講義の服装に変化をもたせられるか?いつも悩みます。 一応、講義前日に服装は用意するのですが、いつも僕のファッションコーディネーター係りの嫁さんといろいろと言い合いながら翌日の講義用の服を選んでいきます。
「このネクタイはどうかしら?」 「そのネクタイは先週も着たよ。他のものない?」 「それならこれしかないけど・・・。ワイシャツを別にした方がいいね。」 「その組み合わせならパンツの色が限られてくるなあ。となるとこのパンツだけど。これ先週も着たよ。」 「それでいいじゃない。誰もそうさんが着ていたパンツの色なんて覚えてなんかいないわよ。」
というような光景が毎週、火曜日の夜に我が家で繰り広げられています。
水曜日以外だと、服装の選択肢は決まっています。白色の白衣です。現在、僕が着ているのはケーシー型と呼ばれる袖が無いタイプの白衣。夏ですから半袖を使用しています。パンツも白色のパンツ。全身、白色が僕の診療ファッションです。ファッションに何も気を遣わなくてもいいのが、白衣の気楽なところです。この点、お勤めの方にはうらやましく思われるところかもしれませんね。
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