My life as a cat
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2020年04月02日(木) 春にんじんのファルファッレ

葉付きの春にんじんが出回り始めた。実家ではこの時期になると母が山でセリを摘んできて、セリご飯を作る。にんじん、しいたけ、筍、油揚げなんかを砂糖と醤油で炒め煮にして鰹節を少々、これを炊いたごはんに混ぜる。これがでるとみんな茶碗2杯は食べる。ここへ来て、葉付きにんじんを買って、葉を炒めてみたらなんとセリみたいな味じゃぁないか。調べてみたらにんじんってセリの家族だったのね。セリよりちょっとごわごわしてるけど、セリがないから、これでセリご飯気分を味わう。昨夜はあまり口に合わないのか、リュカが茶碗一杯で箸を置いたのをいいことに、わたしはボウルに残ってたのを全部平らげた。山盛り2杯くらいはあったな(前回の日記に少食心がけてるって書いたばっかりなのになっ)。

そしてこの春にんじんというのがまたエグみがなくて繊細な甘さがあって美味い。ストウブ(無水鍋)にバターとざっくり切ったにんじんとシナモンと塩を少々入れて蓋をして、中弱火でじっくりじっくり火を入れる。たまにかき混ぜて、少々焦げ目がつくまで蒸し炒める。30分以上かかったかな。ミキサーにかけて、水を足して延ばす。これでソースの出来上がり。ファルファッレ(蝶々っぽくて春のイメージにしたのだが、ソースかけたらわからなくなっちゃった)は全粒粉を20%くらい入れて打つ。最近イタリアでは健康にいいとして全粒粉パスタがブームらしくて、パスタ売り場では3割くらい全粒粉パスタが占めてる。でも、全粒粉パスタってちょっとソースが難しい。アルデンテにするとすごい不味いし。日本人は昔から玄米を食べてた。フランス人だって昔から全粒粉のパンを食べてた。どちらも美味しいもの。でもイタリア人はどんな貧しい地域の伝統料理とやらを見ても白いパスタを食べてるじゃない。もうとうの昔にイタリア人は全粒粉パスタは美味しくないと烙印を押したんじゃないのかな、と想像したり。ともあれ、豆乳のクリームソースなんかにはよく合うんで、このマイルドな味のにんじんソースとも合いそうな気がして、全粒粉を入れてみたのだけど、これは正解だった。茹でたファルファッレとソースを和えて、ひまわりの種とにんにくとオリーブオイルとにんじん葉をミキサーにかけてペストにして少しかけてみた。これは大成功。それはそれは美味しい一皿になったのだった。


Michelina |MAIL