My life as a cat
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2017年06月03日(土) イタリアンな日

ネットで細川亜衣さんの新刊「パスタの本」を購入したら、プラス500円でトーク・ショーとサイン会に出られるというので代官山まで出かけた。

イベントは夜だったから、その前に腹ごしらえ。兼ねてから興味があったナポリの焼き菓子スフォッリャテッラ (sfogliatella)が��BONDOLFI BONCAFFE�爐箸いΕ�フェで食べられるというので行ってみた。このカフェはなんと1855年ローマで誕生して2014年に日本までやってきたのだそうだ。一見普通のカフェだが、置いているお菓子のチョイスが本場っぽい。カンノーロ(cannolo)も食べてみたいお菓子のひとつだったが、あいにく売り切れていた。ひとまず夕飯にピッツァを。価格もイタリア価格。Φ20�僂�らいのマルゲリータが1000円くらい。ピッツァは高級料理のように高いとこなれた感に欠ける。安いほうが本場っぽくて期待できる。結局1200円ほどのこの店のスペシャルみたいなのにした。アンチョビ、ケッパー、モッツァレラチーズが乗っていた。とっても味がいいのだが、個人的にソースでぴちゃっとしてて手で持ち上げて食べられないピッツァがいまいちだと思う。東京で本場をうたう店はほとんどこんな感じなので本場もこうなのかもしれない。

そしてエスプレッソとスフォッリャテッラ。アマルフィ海外近くの修道院で生み出され、今ではババと並ぶナポリの銘菓に。以前読んだポルトガルの伝統菓子の本にはやたらと修道院で生み出されたお菓子が多かった。なぜ修道院?と思ったが、どうも信者達がお金の代わりに家でとれた卵を貢物としていて、卵がふんだんにあったようなのだ。エッグタルトやカステラはそんな背景で生み出されたのだね。スフォッリャテッラもそんなところなのだろうか、と勝手に想像に耽りながらいただいた。外は何層にもなったパイでパリパリで中はふんわりリモンチェロ香るマスカルポーネチーズのクリームが入っている。とても美味しかったがラードが使われているらしいので一度味見すれば十分だ。次回は自分で植物性油脂で代用して作ってみようと思う。

トーク・ショーは蔦屋書店で行われた。細川さんは想像したより小さな人人だった。いつか細川さんがこんな話をしていた。朝はトースト1枚焼くために大きなガスオーブンを温める。そして4枚切りの食パンを焼いて、良い色になってきたら上にバターを乗せてもう1分焼く。取り出して更に冷たいバターをたっぷり塗りながら食べる。そのバターの量たるやホテルなんかで個包装でだされるやつ10個分くらいだと。この話に妙に食指が動いて、早速食パンを1斤買って帰った。もちろんおいしい。バターというのは食べる時はケチらず食べないと食べる意味がない、ように思う。4枚パンがあるからといって連日食べたら吹き出物が出て、体重が1�堊�えてしまった。細川さんはこの小さな体でそんな朝食を続けられるなんて、どんなエネルギッシュな日常を送っているのか、としげしげと見てしまった。

トークショーはインタビュア司会者と細川さんとフォトグラファーの調子がいまいちい嚙み合わず、はじめの30分くらいははらはらした。

「え?どういう意味ですか?」

なんてしきりに聞き返したりして。後半は新刊のレシピの説明を細川さん自らが語って、このあたりはまぁよかったが。喋ることを生業としていない職人系の人々を人前で喋らせるのだから、蔦屋勤務の�犖技┿錣諒埆玄圻爐任呂覆�もっとうまいインタビュアが必要だと思った。

トーク・ショーは惜しい感じではあったが、食という生活の大きな部分を占めるところに大きな影響を与えてくれた細川さんをひとめ見て、手紙を渡すことができてよかった。


Michelina |MAIL