My life as a cat
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2012年05月14日(月) 南米土産

大会議に出席するために訪れた南米で恋に落ちてしまい、帰国して以来、毎日お花見みたいな浮かれた顔つきで恋愛相談を持ちかけてくる同僚に辛抱強く付き合っていたら、お礼にとテキーラをくれた。子供の風邪シロップに30パーセントのアルコールを入れたような味の甘い甘いもので、ライムを齧ってショットで飲むようなものではなさそうなので、ロックで飲んだ(ロックは売ってるのがよかったけど、冷凍庫にキープできないので諦めた。あのロックはなんであんなに美味しいのだろうかね)。気分が乗ってきたのでケサディーヤも焼いた。具はチーズとアヴォカドと新玉ねぎ。

しかしね、生粋のプレイボーイなんて本当は存在しないのだろうか。この同僚、恋愛はゲームとしか思ってないような、ふざけた姿勢で女の子をたぶらかしてばかりいたのだ(たぶらかされるのは相当どうかしてる人か相当マジメで素直なお嬢様かどちらかで、わたしのような″フツウ″の女の人はまずひっかからないのだが)。それが、今じゃ初恋の熱にうなされた男子高校生状態(本当はオッサンの年齢だが)。

しかし、何が彼をこんなふうにしてしまったのかと分析すると、わたしとひとめぼれ君との関係に思い当たるふし有りなのだ。彼とひとめぼれ君の共通点は″肉食男子″だということ。肉食男子はたんとおなかをすかせてから、獲物を追いかけて追いかけてやっと尻尾にかぶりついたと思ったら、逃げられて。。。というような接戦に気持ちが燃え上がるのだろう。

毎日の恋愛相談の内容は至ってくだらないものばかりだが、彼のデスクの引き出しから小出しにされる南米土産につられて、今日もこつこつと相談に乗るのだった。


Michelina |MAIL