DiaryINDEX|
past|
will
| 2005年11月30日(水) |
パリジェンヌの気持ち |
寒い日が続いていた。初夏のキャンベラへやってきたはずなのにここ2,3日は家の中でも足元に湯たんぽを置いてダウンジャケットを着てウールの帽子を被っていた。天気もずっとどんより、雨も降ったりやんだりを繰り返して洗濯物も乾かない。"広大な自然"のみが取り得のこの場所でこんな気候が続くというのは日中ミケと野生のオウムだけがお友達のわたしをちょっと鬱にする。今朝はとうとうマーティンのランチにサンドイッチを作ってまたベッドに戻り随分長いこと寝てしまった。昼過ぎに眩しくて目を覚ました。外がパッと明るく晴れている。反射的に飛び起きて、外に出て陽にあたってみた。やっぱりここはオーストラリア。どんなに涼しい気候だろうと紫外線は肌に突き刺さるように強い。でも久々に陽を浴びて青白くなった肌に色が戻ったような気分。東京やパースでこんなに太陽を喜ぶことはなかったのにな。急に元気が出てきて、窓をガラガラと開けて、まな板を天日に干して殺菌、洗濯も一揆に済ませた。
パリジェンヌは太陽が顔を覗かせると一斉に外にでてきて肌を陽にさらすというけれど、ここに住んでそういう気持ちがはじめてわかった。しかし気候というのは本当に人間の心の表情を大きく左右させてしまうものなのだ。