My life as a cat
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2005年02月09日(水) 思い出週間

友達に本を貸す約束をしたので本棚からどれがいいかなっと物色していると一度浸水してよれよれでかさかさに乾いた辻仁成の「サヨナライツカ」の文庫本がでてきて一揆に切ない過去が甦ってきてしまった。小説にでてくる詩の一部分、

いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある

という箇所があるのだけれど、わたしは愛に怯えてなどいなかったので傘も持っていなくて、(いや、本当に物理的に)わたしが手に持っていた小さなバッグにはこの文庫本すら入らないため、素手でこの本を持っていて、電車の中で一通り泣いて、泣き止んで、駅からの道をとぼとぼと歩いてる途中、豪雨に見舞われ、走る気力もなく雨宿りすることも思いつかず、そのまま歩いて家についたら服はもちろん、本からも水が滴り落ちていたのだった。そして「はぁ、わたしっていつも傘とか持ってないんだ。。。」と間が悪く決して器用ではない自分の人生に溜息をついた。

今週は思い出週間なのか?なつかしい人から数年ぶりに郵便物が届いたり、メールが届いたり。。。切なさに胸が締め付けられっぱなし。

こんな日は勢いよくプールに飛び込み、無心で泳ぐのみ。体を疲れさせてぐっすりと寝よう。


Michelina |MAIL