My life as a cat
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2004年12月24日(金) 真夜中のクリスマス・パーティー

今日は朝から家の周りが騒々しい。何をするわけではないけれどこの雰囲気だけで楽しい。日本とヨーロッパのクリスマスのメインは24日、オーストラリアは25日。こんな風にややこしいのでわたしとマーティンの「クリスマスの日」の認識に誤差が生じ、ミスをした。

てっきり明日クリスマスを祝うのだと思っていたわたしは夕方に友達の家へ行き、彼女達の作ってくれたベジタリアン仕様のトマトソースのグラタンを頂いて(美味しかった!)、シャンパンを飲み、眠たくなってきた頃(すでに10時PM)ノースブリッジへ繰り出すことになった。やはりこちらのクリスマスはみんな家族と過ごすのか、いつもよりも静かなものだった。一杯飲んで、酔った友達はフラフラとケバブ屋さんに入っていってしまい、わたしも仕方なく入っていき、ポテトコロッケのようなものを買った。もうすでに0時を廻っていた。こんな時間にケバブ屋さんにいた見ず知らずのコリアン男性3人と「ヨン様は整形だ」とかそんな話をしながら化学調味料まみれのアンヘルシーな味の揚げ物を食べながら、コカコーラを飲んで、28歳にして不良中学生にでもなった気分だった。そしてハイテンションな酔っ払いの友達が体当たりするかのような勢いで止めたタクシーに飛び乗り家路についた。Niagara Falls出身のドライバーの口から流れるカナダのホワイトクリスマスの話に酔いながらいい気分で到着。ソファーに横になりマーティンに「今夜はここに泊まる」と連絡を入れると電話の向こうでいつもより頼りない声がする。「今から迎えに行く」というので帰ることになった。大酔っ払いの友達に「マーティンはホントに素直で優しくて可愛い人だね」と何度も言われながら見送られたのだけれど、彼女の言ったとおりだった。

家に着いて一揆に目が覚めた。テーブルの上には二人分のランチマットと皿が用意されていて使われなかった1セットが淋しそうに乗っていた。夕飯を作って待っていたのだという(わたし達は二人して携帯電話を持っていないので連絡が取れない)。なので、もうおなかは空いていなかったけれど彼が作ったフライドフィッシュをひとかけだけ食べた。そしてクリスマスプレゼントまで用意してくれたという。小さな箱を恐る恐る開けてみるとサファイアのネックレスが入っていた。クリスマスをすっぽかして飲み歩いてこんな時間に帰ってきたことを心底詫びてから幸せな気分でベッドへ行くと、ミケが寝息を立てて熟睡していた。マーティンがシェルターの小さなゲージの中でないていたミケを救い出してくれたときのなんとも切なくて温かい気持ちが甦って思い出が溢れてきてしまった。それを反芻しながら眠りに落ちていった。


Michelina |MAIL