保育参加会
  
2006年12月14日(木)

ってことで、木曜日にりんりんの保育園の保育参加会に
出かけて参りました。

これ、母親が1年に一度、子供らと一緒に半日過ごす、
っていうイベントで、一日一人限定。

朝、りんりんと一緒に会社の駐車場に車を停めて、
(保育園には駐車場がないっ!)
バスに乗り、バス停からかなりの距離を歩いて園へ。
何をするんだろう?と、ドキドキの母と、
ママと一緒に保育園♪と、ワクワクのりんりん。

教室に着き、とりあえずりんりんの通園バッグの中身を
所定の位置へ。
いつもはバッグを渡すだけなので、実はこれが初めて。
何がどこなんだぁ〜っ・・・と不安になっていたら、
りんりんが「これはここ、これはあそこ」と、
全て自分でちゃんとしまってくれた。
先生方が「いつもやってくれてるのよね〜」と。

すまねぇ、りんりん。
ママが車を路駐してるから速攻で行かなきゃならなくて
徒歩やチャリ送迎の子供らはママがちゃんとやって
くれてるのに、お前さんは毎日自分でやってるのね。

なんだか感動。
妙にりんりんが大人に見えた。(大げさ

で、ワラワラ集まってくる子供たちにまとわりつかれながら
荷物も出したし、次は何するのかな?と思って先生に
聞くと、

「今日はりんりんチャン、一緒にいたいだろうから、
 一緒に遊んであげてくださいね」と。

一日保母さん、みたいなの、って、以前聞いたことが
あったので、保母さんのお仕事を手伝うのかと思って
身構えていたんだけど、なんだ、りんりんと遊んで過ごせば
いいのか〜、と、少し安心。

が、甘かった・・。

まず、りんりんがいつもの100倍甘えん坊に。
クネクネクネクネしまくって、抱きつきまくりの寄り添い
まくりで全く離れないところに、同じクラスの子供たちが
「りんりんチャンのママ〜」と、手をつないできたり、
無理矢理膝の上に乗ってきたり、ほっぺたを触ってきたり、
背中に抱きついてきたり、チュウしてきたり、大騒ぎ。
それをヤキモチやきのりんりんは「りんりんのママ!!」
と、大激怒。
お友達も負けずに(それも複数で)おいらを奪いに
何度もトライするからもう大変・・・。

人生でこれほどモテたことはない、ってほど、
モテまくりの一日のスタートでした。

おいらを巡って、あっちこっちでケンカが勃発。
色んなクラスから知らない子が駆けつけてきて
「りんりんチャンのママ〜っ!」と、声援。
「今日は参加会なの?」と、聞いてくる年長さん、
「ママ先生の日、なの?」と聞いてくる年中さん、
「遊びに来たの?」と聞いてくるチビっこ軍団。

慣れてくると扱いはさらにものすごいものとなり、
おいらはジャングルジムかいっ!!状態。
そして、3歳児にセクハラを受ける始末・・・。
チチ、もまれまくりなんですけどっ!!!
調子に乗りやがって・・・。

で、保育参加会なんですが、半日を共に過ごし、
あ〜、いつもこんなことしてるのね、とか、
こんな顔して過ごしてるのね、とか知ることが出来て
ホントよかったし、楽しかった。(大変だったけど)

朝の牛乳タイムの前にみんなでトイレにいっておしっこ、
その後石鹸で手を洗って、自分の席について牛乳。
牛乳嫌いのりんりん、いつもがんばって少しだけでも
飲んでいるって聞いて、ビックリ。

その後、少しおもちゃで遊んで(色んな子がおもちゃで
お料理を作って持ってきてくれた)、
こないだ生活発表会をした部屋に移動して、年中サンの
出し物を見物。
翌日はりんりんのクラスの発表をするとのことで、
「なんだ!明日参加会だったらよかったのに!」と
少しガッカリしてみたり。

それから外に出てスクーターで遊んだり、砂遊びしたり。
ここでもりんりんのママは子供たちからひっぱりだこ。
あたしのせいで争わないで〜!って状態でした・・・。

で、途中でいきなり避難訓練。
訓練だったけど、先生方みんな真剣で、こっちもなんだか
身が引き締まる思いでした。

避難訓練後、またしばらく運動場で遊んでからお部屋に。
入る前に手を洗って、汚れた服を脱いで足を洗って、
はだかんぼで教室に戻り、みんな自分で引き出しから
服を選んで着替えてました。

3歳児、恐るべし。

「どれ着る〜?」「これいいじゃん。かわいくて」
そんなことを言いながらワイワイ選んでました。
誰かがトレーナーを着ると「○○ちゃんもやっぱ
そういうのにしよ〜っと」なんて着替え直したり。

お昼ごはんの時にはやっぱり自分の席に座って、
みんな上手に食べてました。
のんびり屋さんもいれば、速攻で平らげてデザートの
果物をもらいそれもあっという間に食べて遊び始める
子もいて、それぞれ個性あって面白かったなぁ。
りんりんもいつもよりもちゃんと食べてました。

家でもちゃんと食えよ・・・。

おいらも同じ給食を頂きました。
3歳児と会話しながらのお昼、ホノボノしました。

その後はまたしばらく絵本を読んだり、パネルシアター
したり。
この時も次から次へとわらわらと子供らが絵本片手に
寄ってきて「これ読んで!」「ダメ!○○ちゃんの読むの!」
と、またまたこんなおいらを争奪合戦・・・。
どつきあって泣いたり騒いだり。

お昼寝の前にはまたみんなでトイレに行って、トイレを
済ませた子からお布団に入って、お昼寝開始。
あっちこっちから「りんりんチャンのママ〜!トントン!
ってやってぇ〜!」と、背中トントンのリクエスト殺到。
う〜ん、腕、二本しかないんで・・・スミマセン状態。

しばらく何人かの背中をトントンしてから、担任の先生と
お話開始。
園でのりんりんの様子とか、気になることがないかとか、
先生は結婚してるのか、とか、関係ないことまで色々
語り合いました。

りんりんは先生曰く「アタマのよい子」。
言うと何でも理解して、言う通りに何でもこなす子。
でも、3歳のわりにしっかりしすぎていると。
年齢のわりに物分りがよすぎる、もっとワカランチンでも
まだいいし、もっと甘えて欲しい年頃だと。

そっか・・・。
おいら、厳しくしすぎたかな・・・。

参加会で半日子供たちと一緒にいて思ったのは、りんりんは
普段からやっぱりガマンしてるんだな、ってこと。
膝の上に乗りたがる子、手をつなぎたがる子、ずっと
おいらの指輪を触っている子、大勢いた。
まだ、ママの膝に乗ったり、抱っこしてもらったり、
密着していたい年頃なんだな・・・これが普通なんだな・・・
そう感じた。

日ごろからとんとんがいる、ってことで、りんりんが
抱っこして欲しいと言っても「とんとんを抱っこしてるから
ムリだよ〜」とか、膝の上に乗りたがっても「ママ、
お仕事出来ないからダメ!おりて!」って言って
乗せなかったり・・・。

もっと甘えさせてあげなくちゃ。
先生も言ってた。
この時期にたっぷり甘えさせてあげることが、のちのちの
自立につながってくるんだと。

ただ子供たちと遊ぶだけの半日だったけど、(世話も沢山
したが)学ぶことが多かったような気がする。

あたし、もっと、おかあさんにならないとな。
まだ3歳なんだもんね。
可愛いりんりん、まだまだ小さいりんりん。
あなたの笑顔のためにも、母、反省してこれからもっと
いいママになるからね。