気がつきゃライブの時間だぜ
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| 2008年09月06日(土) |
◎ ヒロポンズ・ハイ@生国魂神社 |
昨日の夕方、エレカシ&落語ファンの友人と 大阪の生国魂神社で行われた 『彦八まつり』 に行きました。
これは 上方落語家さんのファン感謝デーみたいなもので 境内には 落語家さんのお店がいっぱい出ています。
ほんで いつも高座にいてはる噺家さんが 境内をうろうろしてはるわけです。
わたしたちの目当てはもろちん、 上方落語界の爆笑王、笑福亭福笑師匠です!!
境内の地図でお店を確かめ どきどきしながら行ってみると
うっわ〜!! 福笑師匠や〜〜〜っ!!
みんな写真撮ってる〜!!
半分あわわ・・・・になりながら とりあえずは そばにいた お弟子さんの たまさんに写真撮ってもらって ウォーミングアップし、
(たまさん、ごめんなさい。 でも、めっちゃ男前でした。素敵。)
さ、師匠んとこ行くぞ!!
おそるおそる声をかけると 見事に酔っぱらって 完全なる赤ら顔の師匠は
「あ〜あ〜、撮ろ撮ろ。」
むっちゃくちゃご機嫌で わたしたちの肩をぎゅ〜と抱いて 夢のような3ショット。
も〜、めちゃめちゃうれしかったわけですが、 写真をデジカメで確認してみると・・・・

「これ、どうみてもただの酔っ払いのおっちゃんやんね・・。」 「友だちに見せて 自慢になるかな。」
とは言うものの、 あこがれの師匠にはちがいありません。
撮影までの5分間が 今日のすべてであったかのように そのあとは抜けがらになってしまいました。
しかし、まだ抜けがらになってる場合やない。 7:00からは 福笑師匠ボーカルの ヒロポンズ・ハイのライブがある。
と、わたしたちは 気を取り直して 再び境内へと向かいました。
ライブまではまだ時間があるので わたしたちはさっき見かけた 桂あやめさんと 月亭遊方さんのお店で 『柳陰』 というお酒を飲むことにしました。

このお酒は 落語好きな人なら だれでもしっているお酒です。
「青菜」 という落語の中に出てくる お酒なのですが、 わたしは お酒の種類ではなく 銘柄だと思ってました。
でも、そうではなく、 一種 カクテルなわけでして ここへくる途中、 友人が 柳陰の話をしていて 一回 家で作って飲んでみようなんて 言ってたもんですから、 即 これに飛びつきました。
アルコール度数20%の 大変強いお酒ですが、 あまくて すっごくおいしかったです!
作り方は 笑福亭生喬さん、林家染雀さんによりますと
1、ちょっとした、大きなスーパーに行って 2、ちゃんとした米焼酎と 3、ちゃんとした味醂を買い 4、それを混ぜ合わせる
そうです。
「ちょっとした大きなスーパー」 ってどこなんだか、 「ちゃんと」 してない焼酎って かえってなんなんだか、 大変興味のあるレシピでした。
アテは 青菜のはずだったんですが、 まさに 「なもくろうほうがん」 でして まったけ昆布になっておりました。
べんけい。
ちょっと足を取られるくらいに まわってきたところで ♪そろそろライブの時間だよ。
ヒロポンズ・ハイは 正真正銘のロックバンドです。 その証拠に ギターの遊方さんのたたずまいは 石くんより ロッカーでした。 ボーカルの福笑さんは 某バンドのボーカルのように 黒ずくめのいでたちでした。
ただし、半ズボンに下駄でしたけど。
「ジョニーBグッド」 を 落語のネタで替え歌にした 「カミガタラクゴ」 の歌や、 「プカプカ」、「タイガーアンドドラゴン」、 「アジアの純真」なんかを歌っていました。
むちゃくちゃPUNKで FUNKYでした。
熱唱するときの表情に 「てーん つててーん」 の テンさんの顔が 時折入るのが めちゃ心を捕まれました。
もう、最高!!

帰り道、 夜空に浮かぶ月を見ながら 完全に 「化ケモノおばさん」 になってしまった わたしでありました。
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