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| 2007年12月11日(火) | ◎四星球 VS あのHUMPTY＠神戸スタークラブ |
このライブは、
いつやったかな、
四星球がスタークラブでライブした時に
スタークラブに貼ってあるあのHUMPTYのポスターを見て
「ブリーフかぶってる！」 とかって
ネタにしてたんですが、
たぶんそれがきっかけで実現した2マンだと思われます。
そのあとのライブでも
「口もきいたことないバンドと2マンやります。」って
どこかでやすおくん言うてたもんね。
ほんま、「ネタから出たマコト」的なもんですよね〜。
O.Aは 病気マサノリ。
病気？ 病気みたいな人なんやろか。
と思ってたら 病気みたいな人でした。
アコギを持ってきて 座って
ほぼ水平にギターをひざの上に乗せ
へったくそなコードを弾き始めた時
めっちゃウケました。
ギターを初めて練習するときって
ちょうどあんな感じですもんね。
あんなんでライブしてまうんか、って思ったんやけど
最後 ホールに降りてきて
床に座って弾き語りをしたときは
ちゃんと普通にギターを弾いてました。
あ、なんや、ネタやったんか････。
あとはカラオケにのせて歌ってました。
そのカラオケがなかなかよかったように思うんですが、
あれはオりジナルなんかな。
その後、ライブハウスの中で
ライブを終えたこの人とすれちがいました。
もの静かで 寡黙そうで 気の弱そうな雰囲気でした。
ライブの感じが ちょっとまおうさんに似てたんですけど
本人はもっと静かそうな人でした。
四星球。
スタンバイする中央の人を見てびっくり。
あれ、やすおくん？
髪を切ったとは聞いてたんですが
えらい短くなったもんやな。
でも この前のGrowing Kobeの時は
かなりうっとうしい長さになってたんで
今日は めちゃさわやかで素敵です。
なんかね、受付の四星球のところにも
びっくりするくらい 名前がいっぱいかいてあって
転換の時から
かなりたくさんの女の子が前の方を陣取ってましたので、
今日は真ん中あたりでみることにしました。
この頃 年も考えず ついつい前の方に行ってしまって
ステージがよく見えるのはいいんですが、
ホールでのネタが全然見えへんことが続いてたんですよ。
だから、今日のところは
ホールネタ重視ということにしました。
始まりは ドラゴンボール。
ブリーフのU太くんとまさやん、
山本リンダのてっちゃん。
みごとに踊り終わったところへさして （あれ、落語口調になってる？）
後ろから
「こら！ こらこら！」
という声がしました。
振り返ると やすおくんが制服着て 帽子かぶって
ビールケースの上に立っていました。
「パンツでライブしたらあかんやろが！
なにしとんねん、はよズボンはけ！」
爆笑！！
涙 出るくらい笑った！！
ステージの二人があたふたズボンをはきにいってる間に
やすおくんの後ろのあたりに
なにやら不思議な雰囲気を漂わせて
ぼ〜っと立ってる女子高生が。
「なんや、おまえ。 こっち、こい。」
はい、もちろん、女装のモリ君です。
で、彼女もビールケースに上って
「なんや、怪しいな、調書取るわ。
名前は？」
モリ君耳打ち （モリ君の答えは全部耳打ちでした）
「ゆり？ ゆりちゃん？ それ、下の名前やろ。
上の名前は？
（耳打ち）
安達？ 安達ゆり。 それ、安達祐美のおかあさんの名前やないか！」
あ、そうなん。 初めて知ったわ。
（再び耳打ち）
「明るくて 物事には一生懸命？ （ここんとこウロです）
それは 長所や！ これは調書！」
（耳打ち）
「今年は熱い日が長く続いて････？
それは 猛暑や！」
「ライブ見に来たんか？ 誰 見に来たんや？」
（耳打ち）
「ワタナベフラワー？ 出えへん！！」
ちょっと待って、これ おもしろいやん。
微妙なとこついてるやん。
ここでワタフラはおもしろいわ。
このやすおくんのセンスは かなりすきや。
なんか、モリ君にかわいいって声がかかったんかな、
やすおくんが
「かわいい？ かわいない！」
って言って モリ君見て
「････かわいい。 かわいい？」
って、なんや そんなこと言ってました。
いやいや、結構かわいかったです。
何と言っても やすおくんを見る目が。
やすおくんも ちょっとかわいいかも、って思ったんちゃうかな。
そうこう言うているうちに
ズボンをはいてきた二人が登場。
まさやんはあざとく破けたジーンズで
「神戸のバンドみたいや〜。」 って。
U太くんは安物っぽい皮のん。
中途半端に ファースナー開いてて
ごっついおかしかった。
思いのほか似合ってて かっこよかったけど
本気で革パンはいてライブする四星球は
絶対見たくない、って思いました。
それで やすおくんに
「おまえ 警官ちゃうやろ！ 警備員やろ！」
「ぎくぅ！」
（コマワリくんみたいなベタなアクション）
「おまえかて ここ来たいちゃうんか、
歌いたいんちゃうんか！」
「え、ぼく、歌ってもいい？
歌ってもいいですか、歌ってもいいですか〜！！」
と、いいながらステージへ。
それで 一曲目は 「コンプレックス」 です。
約1ヶ月振りのライブで きつねの手にも力が入ります。
しかし、書きながら、きつねの手に力って････。
なんか、もっとほかに力入れなあかんもんが
生活の中にあるやろ、発表会も大掃除もせまってるのに。
どないすんねん、自分。
と、ひとりでウケで 笑ってしまいました。
C&Rは 「ケツから！」
うわ、下品。
しかも 返しは 「満開！」 で
やすおくんは 前から股に花をはさんで
ケツに花を咲かせていました。
「これはみんな出来へんやろから （あたりまえやっ！）
手でこうしよか （･･両掌でお花を作る）。」
下品なんか、かわいいのかわかれへん。
しかも それを喜んでやってる自分。
わからんようで その実 めちゃめちゃわかる気がする。
嗚呼････。
それから お酒の歌があって 「クラーク博士と僕」 です。
なにか自分の中に
思いっきり前に突っ込んでいきそうな衝動があって
びっくりしました。
まさやんは やすおくんがしていたネクタイを取って首に巻き
ホールへ降りてきました。
そして 一方をお客さんに持ってもらって
ぎゅ〜って 首しめ。
目の前の悶絶の表情にむちゃ笑いました。
フラフープはここやったかな、
最初はうまくいかんかったけど
次は うまくまわしてた。
で、フラフープの中にそばにおった男性をいれてました。
そして ピースしながらステージに帰って
そのあと すぐに 「吉野川同盟」 が始まりました。
ボケのところは まさやんが
さっきのケツに咲かせてた花をピック代わりに
ギターを弾こうとして 弾けなくて
パニックに陥って 壊れていくという
本格的社会派ネタでした。
うそ。
そして 「ど〜め〜」 のところでは
ホールに降りてきて 女の子に花を捧げてたら
ステージから あの女子高生が
「わたしの時だけ あんなところに立たせて
恥ずかしかったわよ！
殺してやる！！」
って ぺらぺらの出刃庖丁を持ってきて
わたしの目の前で 傷害事件が起こりました。
やすおくんは 「うううう。」 って言いながら
お腹のあたりから 赤い糸だまを出して （血、ね）
「なんじゃ、こらぁ！！」
それからは プロレス見たいに
モリ君の頭を抱えて 物販席にぶつける、
頭から 赤フンが出てくる （血、ね）、
今度はやすおくんの頭をかかえて 壁にぶつける、
これも 赤フンが出てくる （血、ね）、
と、こんなことを繰り返して 遊んではりました。
クサい演劇みてるよりか ずっとおもしろかったです。
それから 「YO.RO.NN」。
えと、ステージの左の方にこどもがおって
やすおくんがその子に名前をきいていました。
「りほちゃん？ みついりほちゃん。」
って言うと U太くんが
「なんか、ちがうって顔してるで。」
で、聞き返したものの、よく聞こえなかったみたいで
やすおくんは
「君の名前は みついりほちゃん！」
って言ってました。
くだらんけど おかしかったです。
「YO.RO.NN」 は歌詞など 適度に間違えながら クライマックスへ。
「選挙に出る！」 では
「GLAYのTERU！」 やら
「背中を蹴る！」 やら。
「背中を蹴る」 の時には そのあと
「チイキシンコウケン！」 とか言って
めったやたら まさやんを攻撃していました。
で、ここのシメは GLAYで
ランキング発表して ステージにもどっていってました。
「BE LOVED」 のイントロを弾くまさやんを近くで見ました。
それからコーラスのところは
今度は GLAYの 「口唇」 になって
U太くんが歌っていました。
MCの時にね、Growing Kobeの警官事件のことを話していました。
警官は スーパーマンのかっこで待機しているモリ君に
「おまえ、とめられるか。」
って聞いたそうです。
そらもう、スーパーマン出てきて止めたら
むちゃくちゃやってでしょうね。
それで、ライブのあと、警官にいっぱい謝って
その時に松原さんが
「まさか ブリーフでライブするなんて知らなかったんですよ。」
って 言ったそうです。
「衣装までは気がまわりませんでした。」 て。
この一件を含む、この日の諸々の苦労談は
スタークラブの12月のパンフに載っていますので
ぜひ読んでください。
わたしは 電車の中で笑いをこらえ切れませんでした。
なによりかわいそうなのは 報われないもーりーかも。
たぶん スタークラブのHPの
松原さんのブログにも載ってるんちゃうかな。
あ、チイキシンコウケンは気に入ったのか、
そのあとも 何度もステージで
攻撃を加えていました。
「みんな知ってるよね、もろたよね、地域振興券。」
「２万円もろた。」
「そやな。」
という会話の中に
「田舎だけや。」 という声。
やすおくんはそれを聞くと 俄かに逆上して
「････っるさいわっっ！！！！！」
と、キレて 怒りまくってました。
あ、田舎なんや、やっぱり。
めちゃおかしかった。
ということで 次、「ビスケット」。
この歌は Growing Kobeのアフターパーティの時に
するつもりでしなかった曲だそうです。
なにしろ ステージ中カレーまみれにして
手もカレーだらけだったので
ピアニカにカレーがついたらいややと思ってしなかったらしい。
で、カレーのにおいっていうのは
いつまでも残るみたいで
3日後に 塾の生徒に
「先生、カレー食べたやろ。」 って言われたって。
わたしはそのことより
やすおくんが 「先生」 って呼ばれてることに
ちょっと衝撃を受けました。
すごいやんなあ、それ。
こんなとこで ブリーフいっちょで
ケツに花咲かせてるのに
「先生」 なんや。
でも、みんな 「先生」 なんやなあ。
えらいバンドやなあ、ほんま。
あ、ちょっと待てよ、
よう考えたら
家族ほったらかして 同僚にもひた隠して
師走の忙しい時に
仕事のあと 神戸まできて
きつねの手に力入れてる、こんなわたしも
一応 「先生」 って呼ばれてるわ。
あ〜、情けな〜。
もうちょっと することちゃんとやってしっかりせな。
四星球見習お。
それから、やすおくんが
「ライブハウスにくる人たち、て 若いと思います。
笑ったりもするしね。
ぼくも これからずっと若返っていったらええと思います。
今日が一番老けていたいです。
今日からどんどん若返っていきたいです。
そんな気持ちを歌います。
『ギンヤンマ』！！」
あ〜、すごい！
みんな 心の字書いてる！
わたしより後ろの人は知らんけど。
この歌、初めて聴いた時に
やすおくんの少年時代が見えたみたいな気がして
なんか 自分のこどもの頃ともあいまって
なんとなくせつないような気持ちになったことを思い出しました。
そして、「幸せなら CLAP YOUR HANDS」。
これ聴くの、久しぶりかもしれへん。
そう思ったら いい曲多いよなあ。
いろいろ忘れてしまいましたが、
なんかしゃべりながら ボーダー柄の靴下を上げていたのが
わけわからず おかしかったです。
それで
「今年も神戸でいっぱいライブできてよかったです。
（そうそう、そういえば、
ライブの始めあたりで ブリーフをどんどん脱いで
スピーカーの上に乗せて 拝んでました。）
来年もまたしたいです。
来年はここでワンマンなんかしたいね！」
こう言った時のやすおくんの笑顔、
ほんとにうれしそうで しあわせそうでした。
こんな顔するんやったら
ワンマン 絶対実現するはずや。
神さまにも 松原さんにも 届くはずやもん、あの笑顔は
楽しみやなあ！
日曜日やったらええのになあ。
で、最後の曲って時に
後ろから やはりぺらぺらの出刃を持ったモリ君登場。
「ドラム叩かせろ！」
って、てっちゃんを脅して
てっちゃんは 両手をあげて 退散していきました。
やすおくんは その様子を見ながら
「叩かせろ！ とか言うわりには 緊張してるな。」 て。
これは笑うた。
「明日まで�辧廖，�な、って思ってたら
「神戸はルミナリエがきれいです、『潮騒ぎ』！！」
会場中に うわ〜っと熱い空気が流れたかと思ったら
わたしの右横あたりにいた某君が
ぴょ〜んと海老みたいに跳ね上がって
そのまま ステージへ猛突進です。
そして、あっと言う間に お客さんの上を転がっておりました。
前の方 女の子多かったのに
結構 うまい具合に転がってました。
女の子、強いんで驚きました。
で、それを合図にするかのように モッシュが始まりました。
ちょっと後ろに避難しながらも
この雰囲気は ほんとに楽しいです。
若返れるかな。
まさやんが歌うところでは
落武者カツラに ばあさんの着物着たてっちゃんが
やすおくんの隣に来て 歌いだしたので
みんなはてっちゃんを指差ししてました。
てっちゃん、て ここまでやれるんや〜。
卒業なんて 惜しいなあ。
ほんまに 惜しいわ。
むっちゃ盛り上がって 今年神戸で最後のライブは終わりました。
何回ここで四星球見たやろな。
楽しかったな。
来年もいっぱいいっぱい見たいです。
次は あのHUMPTY。
転換中に流れてる音楽が 和風やったので
そんなバンドなんかな、と話しておりました。
なんでもVO.の人がもと○ャニーズだとか。
どんなんやろ。
はい、○ャニーズでした。
もろ、そんな人でした。
しかし、すごいですね。
わたしはびっくりしましたよ。
そりゃ、インディーズバンドの中にも
かわいい顔してて
「○ャニーズ入れるんちゃう？」 なんて言ったりする人、いますけど、
そんなんとは全然ちがう。
これがほんとの○ャニーズか！！
身体の動かし方、視線、表情、ポーズの決め方、
どれを取っても ほんとにツボをバシッと押さえてて
見ている方に 自分の魅力をアピールできている。
やっぱ、すごいですね。
ステージもなかなかよかったです。
特に 扇を持ってうたってた歌、いいなあと思いました。
で、VO.さんが二人いて
もうひとりは
どことなく しげじいに似てるとこあって
まゆげも 三角に描いてたりして
色もん的な感じでしたけど
この人と ○ャニーズの人が
うまい具合にからみあってていい雰囲気でした。
楽しめました。
今年のスタークラブはこれで終わりです。
来年はまた、四星球のライブから始まることになるでしょう。
今年、一番よく通ったライブハウスは
やっぱりここやね。
来年もそうなることだと思います。
スタークラブ、お世話になりました。
また来年もよろしくお願いいたします。
スタークラブのみなさま、
どうぞよいお年をお迎えくださいね。
