今日は天満天神繁盛亭に　夫婦で行って来ました。

　ほんとは　母親といくはずだったのですが
　母が急に　町内会のカラオケ旅行に行くと言い出して
　それで　夜勤明けの夫をたたき起こして
　二人で行くことにしました。

　で、繁盛亭のHPに
　11/22〜28の間に　夫婦で行くと
　1000円入りの大入袋がもらえる、と書いてあったのを思い出し、

　（ただし　二人のツーショット写真が必要）

　あわてて娘にデジカメで撮ってもらい
　大騒動しながら　PCでプリントアウトして
　それを持って出かけました。


　繁盛亭の入り口で　受付のおじさんに

　「写真持って来ました。」　

　って言ったら　おじさんが

　「開演前にセレモニーがありますから
　　御夫婦の方、って言われたら　
　　は〜い、って　手を上げてください。」


　えええ〜！
　ここで　おじさんにもらえると思うてた〜！
　そんなん　恥ずかしいやん〜！


　････とか言いつつ、しっかり手上げて　もらいました。


　こんなのです。
　1000円もうれしいけど、この袋がうれしいです。


　




　あ、そうそう、わたしたち最前列で

　（そこしかあいてなかったんです）

　このセレモニーの時に
　わたしの目の前に　桂春菜さんが立たれました。
　目が合うと　にっこり笑ってくれました。

　めっちゃかわいい！

　おとうさんに　似てるなあ･････。


　それで　大入袋は　たまさんにもらいました。
　うれしかった。
　たまさん、キチィちゃんの柄の着物着てはりました。



　で、落語の始まり。


　桂三四郎さんは紫の着物。
　後ろのおばちゃんが　「男前やな。」　とつぶやいていました。
　ネタは　「煮売屋」　でした。
　この前の奈良町で　
　「村醒め、庭醒め、直醒め」というお酒を買ったので
　うれしかったです。


　笑福亭喬若さんは　ミックスジュースみたいな色の着物で
　「動物園」をやりました。


　桂文昇さんは　ときがら茶の地に
　なんていうのか知らないですけど
　白でひび割れみたいに模様の入った着物に
　茶色の羽織でした。
　ネタは　「はてなの茶碗」。
　このネタすきです。
　華やかで気持ちのいい噺ですよね。


　このあと、マジックの人。
　この人も男前やった。
　ちょっともーりーに似てた。
　あ、セクマシ予約しやな、って思い出しました。


　桂歌之助さんは　白地に細い縞模様の着物で
　羽織が　渋い青色だったような･･･。
　羽織を脱いだら　裏地が麻模様で素敵でした。
　ネタは　「佐々木裁き」。
　米朝さんが　このネタは
　子供がどうも
　こましゃくれていて生意気になってしまうからむずかしい、と
　何かに書いてはったように思うのですが、
　歌之助さんのしろ吉は　そんなふうではありませんでした。
　うまい噺家さんですね。


　中トリは　正統派桂米二さん。
　着物はほとんど白に近い裏柳色の着物に
　う〜ん、どんな羽織やったかな、
　矢羽みたいな模様のんやったかな、
　忘れた。
　ネタは　「牛ほめ」。
　おもしろかったです。
　落語聞いた、って感じがしました。


　中入り後は　桂文華さん。
　白地にドット模様、宍色の羽織。
　ネタは　なんていうのか知りませんが
　てっちり食べるやつ。
　これもおもしろかった。
　コノワタ食べるとことか
　豆腐食べるとことか、
　すごくうまくて　拍手きてました。


　それで、桂小枝さん。
　真っ赤な揃いの着物。
　見台置いてあったから
　落語するんかと思ったら
　漫談めいたお話でした。
　表情が　ほんとに豊かで
　わたし　とてもすきです。

　小米朝さんのエピソードがおもしろかったです。
　小米朝さん、ベルトを二本してたらしいです。


　次は　桂勢朝さんの南京玉すだれでした。
　わたし　この人だいすきなんです。
　やったらテンション高くて　おもしろいんです。
　へえ〜、南京玉すだれできるんや、と思うてたら
　これが、玉すだれは4つくらいしかしなくて
　あとは　おしゃべり。

　これがまた　おもしろいんです。

　それで玉すだれなんですけど
　「山のつり橋」　とか　「東京タワー」　とか
　なかなかできなくて
　口上言いながら

　「♪　山のつり橋、あとまわし」　

　とかって　大爆笑でした。

　♪　お目にとまれば元へと反す

　っていうんですけど、
　これが全然元にもどらなくて

　♪　あ、さてさて　さてさてさてさて
　　　さても南京玉すだれ

　と、言うところを

　♪　さてもなんぎな玉すだれ

　って言ってて　わたし　むっちゃウケました。

　すごいすきです。
　うちの夫も　めちゃ気に入って
　今度は　勢朝さんの落語聞きに来るって言ってました。



　そして　トリの福笑さん登場！

　この前来てはった　墨色に雪輪の模様の着物に
　肥後煤竹の羽織です。

　ネタは　「千早ふる」。

　わたし、このネタは福笑さんでしか聞いたことがないのですが
　どの人でも　あんなふうに
　浪花節とか浄瑠璃とか出て来るんでしょうか。

　わたしは　福笑さんのああいうところがすきなんです。

　落ちぶれ果てた千早が

　「あ〜、あ〜、あ〜。」　って泣きながら

　「すまんの〜。」　っていうのんとか


　「とは？　とは？　とは？　とはお若い！。」　とか


　「千早ふる神代も聞かず竜田川　われても末にあはんとぞ思ふ」　で

　「どのネタやるんか　わからへんがな。」　とか


　ちょっとかじったファンを喜ばしてくれますもんね〜。



　たっぷり笑って　大入袋もらって
　いや〜、最高に楽しかったです。

　繁盛亭の昼席、いいですね。
　すっかり　とりこになりそうです。


　あんまり楽しかったので
　帰りに記念にてぬぐいを買いました。


　これです。


　




　なかなかかわいくて　気に入ってます。


　で、帰ってから　娘に教えてもらって
　PCの音を録音できるソフトをダウンロードしました。

　これからは　繁盛亭のライブを録音して
　落語全集を作ろうと思ってます。

　すごい楽しみです。

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