気がつきゃライブの時間だぜ
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2007年08月28日(火)   ◎セックスマシーン@神戸スタークラブ


 朝からちょっとわくわく。
 今日は セクマシのバンドバージョンやもんね。
 あ〜、なんかうれしいなあ!

 しゃとざはー!の音楽に乗って
 突如 もーりーの登場です。

 その後から けんちゃんも出てきました。

 やったら高いテンションのもーりーの後ろで
 けんちゃんは腰を横にスイングさせる
 なんか妙なダンスを踊っていました。

 いでたちは ピンクのシャツにピンクのズボン、
 ウエストのとこに 水玉もようのハンカチを
 三角にしてさげていて
 首には真珠のロングネックレス。

 さっぱりわからへんです。

 でもね、
 けんちゃんの表情や雰囲気、
 なんかすごく素直そうな感じで
 みてると癒されるような気になりました。



 音楽を止めた後は 「いぇ―ぃ!!」
 なんだか微妙にばらばらな 「いぇ―ぃ」 が返ってくると

 「君たちは心を合わせるということを知らないのか。
  いぇ―ぃ! と言えば いぇ―ぃ! だ。
  いいか。
  いぇ―ぃ!」

 「いぇ―ぃ!」

 「いぇ―ぃ!」

 「いぇ―ぃ!」



 いやもう、もーりーのジーンズはぼろぼろで
 さすがのわたしも
 とうとう短パンにしたのか、と思ったくらいでした。


 お客さんの中に やたらテンションの高い人がいて

 「浮いてるやつがいる。
  もう一度 いぇ―ぃ!!」

 って言ったら その人がめちゃくちゃレスポンスしてて

 「ある意味 こいつ以外の人が
  まともなテンションだ。」

 って 言うてました。


 それから けんちゃんの紹介があり
 けんちゃんが 登場の時に
 ダンスを踊ってた話しなんかをして

 「このままだと トーク&ダンスになるからな、
  もう今日はいっさいしゃべらない。」

 って言って 1曲目 「サルでもわかるラブソング」 が始まりました。


 「世界一単純なラブソング―!!」 って。


 このフレーズ、聞き飽きるくらいやったけど
 今日はものすごく懐かしかった。
 うれしかった。




 えと、サポートの人は
 ギターが 「神戸一ギターのうまいエロ本屋の店長」だそうで、

 「ここでエロ本買ってるバンドのVO.とかいるらしい。
  ・・・・あ、おれか。 おれのことっすね。」

 って もーりーが言うと 店長は

 「エロ本って言うか エロ漫画。」

 「あ、そうそう、エロ漫画ですね。

  はははは。

  ・・・・・。

  ・・・・そんなに買ってないです!」



 ベースは 誰やったっけ、忘れた。

 上半身裸で 黒の皮っぽいベスト着てました。


 「セクマシのベース弾くっていったら
  この服しかないって思ったそうだ。」

 「うん、家にあった。」


  って。



 2曲目は 「報われないぜ」。

 これ、ドラムとベースのブレイクソロがあって

 (こんな言葉あります?
  つまり他の楽器がブレイクしてて
  そのワンフレーズだけ ソロを効かせるところ)

 そこんとこは ドラム、ベースを指差すんですけど
 もーりー ベースを指差した後

 「ふつう―!!」

 って 叫んでいました。


 いや、確かに普通ですけど。




 
 それから 

 「今、新しいアルバムを作っています。
  けんちゃんの加入が決まってから
  テンション上がってるぜ――!!」

 って 「バンド名変えたい」 を歌いました。


 この歌は ある意味
 前のセクマシの記憶があまりない歌です。

 だから なんていうか、
 こういう形なんだ、と思って聴けますね。

 
 今日は なんかやたらおかしかった。

 もーりーのよくわからないキーボードが
 ものすごくおかしくて
 笑いがとまりませんでした。

 歌にも勢いあるし
 歌詞も笑いながらもせつないし
 わたしはとてもすきな歌です。


 アルバムになったら この曲名を
 アルバムタイトルにしたらおもしろいでしょうね。



 『バンド名変えたい  セックスマシーン』



 CD屋さんで見かけたら 絶対笑うと思う。




 そうそう、けんちゃんは
 1曲終わると ドラムのところでポーズを決めていました。

 「姿勢いいな。 今日一番いいポーズを決めている。」 だったらしい。




 「Jフォン」 もうたいました。

 間奏のとこで 「かなしくない! かなしくない!」 と
 絶叫していました。

 もちろん 彼女のこともあるんだろうけど
 バンドのことなんかもあるんだろうな、って思いました。




 次は 「無理なんす」 だったんですけど
 この歌は もーりーがエレキギターを弾きながら
 バンドバージョンで歌いました。

 そのため マイクスタンドにマイクをセットしたんですが
 そのマイクがガックンってなって

 「なに、これ―!」

 って騒いでいました。



 わたしは この歌をバンドで聴いたのは初めてでした。

 あのね、
 HPの放置具合とか見てると
 ドラムとか決まってきたけど
 ほんとに大丈夫なんか、セクマシ、
 なんて 思うこともあったんですけど

 これ聴いて 
 確かに確実にセクマシが
 前に進んでることを感じて
 とてもうれしかったです。

 今日は泣かんかったな、もーりー。




 この曲の前にライブ告知したんですけど
 ちょっと照れながら 素な感じで

 「普通だな、これ。 ほんと 普通だ。」

 ってつぶやいてました。




 あ、そうや、
 HPの話しの時に

 「WEB 作れるやつ―!!
  いないのか? 誰もいないか?
  HPあるんだけど 更新できてなくて。」

 と言ってました。


 それから おわりの方にも もう一度

 「WEB つくれるやつ―!!」

 って言ってましたが、カズくんくらい しーん、ってしてました。



 勝手なサイトやったら作れるけど・・・・・・。





 途中のMCで 「セクマシ初めての人。」 って
 もーりーが聞いたら
 わたしの隣の男の子が 手を上げました。

 この子 ものすごくのってたから
 初めてやなんて 思わなかったです。


 そしたら もーりーはその子に向かって

 「初めての人には なんのことだかわからないですよね。
  メンバー やめちゃったんですよ。」

 って まるで喫茶店でしゃべるかのように
 説明し始め
 その子も はいはい、って聞いてて
 いったいここはどこなんだ、みたいにおかしかったです。




 ま、こんなもーりーですけど
 やはり かなり落ちこんでた時期はあったみたいで

 「正直 おれ、くさってました。
  ベッドの壁際との こんな隙間に
  顔入れて寝てました。

  でも バンドやめたら
  ほんとにダメ人間だから。

  ベースとギターいないけど
  バンドでやれって言ってくれた店長、
  ありがとうございます。」

 とお礼を言っていました。




 「女心と秋の空」 は 
 やっぱりね、以前のような演奏の力がないから
 
 (それは演奏が下手、っていうんじゃなくて
  気持ちの合わせ方のことですから
  しかたないっていうか、
  しかたなくてあたりまえで
  ある意味 ここでばしっと決まってしまったら
  それこそ どうしていいかわからないことだと思います)

 前みたいには こっちの気持ちも湧き立ちませんが
 もーりーの熱唱は 勇気あるものだったと思います。




 最後は 「安全地帯」。

 これが聴けると 安心する。
 セクマシももーりーも 健在なんだって安心する。

 初めて聴いた時は
 笑いを取る歌だ、って思ったけど
 いつのまにか
 心に住み着く歌になってました。



 この歌の前、
 もーりーは バックの3人に 
 「ありがとうございます」
 って お辞儀してお礼を言っていました。

 わたしも一緒に お辞儀しそうになりました。




 もーりーは ほんとにうれしそうにライブやってたけど
 それとおんなじくらい
 せつない 一途なものも感じて
 なんだか胸がつまるような気持ちになりました。

 Match Vox の時は
 ほんとにうれしくてうれしくて
 とにかくMAX以上のテンションで
 ひたすら気持ちが上がってましたけど

 今日は 
 バンドバージョン2回目、
 しかも神戸、
 っていうのがあってか

 それに その時は知らなかったけど
 ここで 2/15に見たセクマシライブが
 最後のセクマシライブやってんな、なんて
 そんな思いがあって
 
 なんだか感慨深くて
 もーりーのVO.が 胸に染みました。


 うれしくてうれしくて楽しくて
 それで ちょっぴり悲しいライブでした。




 最後の 「Always」 は
 かなり真面目な表情のもーりー。



 メンバーがやめちゃって
 今日はサポートのおかげで
 バンドライブが出来て

 でも自分は この歌みたいに
 いつも あなたたちのそばにいたい、

 また会いましょう、
 それまで 死なないように、
 ライブハウスで遊びましょう、
 ばいばい、


 って そんな感じのことを言いました。



 また来れる?

 ライブハウスに遊びに来れる?

 
 ほんとにほんとに
 ずっとライブ やっててや。 


 
 
  


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