index｜rew｜ff
| 2007年07月01日(日) | ◎四星球、セックスマシーン＠八王子Match Vox その�� |
四星球のあと、PANがやって
そのあと 幕間にコントみたいなのがありました。
やすおくん、まさやん、カズくん、U太くん、
モリ君、じゅんさん、梅村さん。
なんか異国の嫁に扮したカズくんが
めったやたらキレるところで
むちゃくちゃ笑ったんですけど
もう中味は忘れてしまいました。
ただヤンキーの格好してたU太くんが妙に似合ってて
なんかすごいなあ、と思ってたら
あとで友人が
「絶対姫路のヤンキーやってんで。」 って言ってました。
それで しゃとざは―！ が流れてきて
現れたのは ごっち、奥くん、教祖。
つまりこの人たちの演奏で
今日はバンドバージョンでやるんですね。
もう、ほんまにうれしそうな、
水を得た魚状態のもーりー。
完全に変なテンションになってて
ある意味 素、っていうか。
ああ、もーりーってこんな人なんや、
これがもーりーの素顔なんや、
ってそんな気がしました。
はじけてて にぎやかで おもしろいことだいすきやのに
ちょっと孤独で
せやけど自分が止められへんくらい突っ走って
自分が走ってたら まわりもついて来てるって信じてて
でもふと気づいたら 走ってるのは自分だけで
落ちこんで
泣いて
苦しんで
せやのにやっぱりやめられへん。
楽しいのとおんなじくらいの孤独と苦しさ、
それを抱えつつも その道を突き進んでしまう。
以上 わたしの若い時の基本的な姿です。
今、ステージ上ではじけてるビリビリジーンズの人をみて
なんだか そんな自分を思い出してしまいました。
で、もーりーですが、
テンションあげて 感謝の言葉を言いつつも
ちょっと気弱に ぼそっとなんか言ったりして
めちゃおかしかったです。
曲はもちろん
「サルでもわかるラブソング」 で始まりました。
ほぼ週一ペースで セクマシライブに行ってたときは
「おれ、おまえ、すき―」 ができなくなるなんて
思いもよりませんでした。
そして 今、またこうして
「おれ おまえ すきすき―」
って出来るとは思ってもみませんでした。
だから まわりの人 ごめんなさい。
なんかわたし めちゃくちゃなことになってた思います。
セットリストは うろ覚えながら
サルでもわかるラブソング
報われないぜ
いい人どまり
ネクラ
バンド名変えたい
無理なんす
スピッツのうた
女心と秋の空
Jフォン
電車
安全地帯
死んじゃって頂戴
思い出すままに どんどん書いていきます。
「メンバーの75％が脱退した。
電話かけても出ないとか、
おれも出なかったりして
保留にして あとで気使ってかけたりとか････
そういうことは いっさいありませんでした！！」
やっぱり頭いいな、この人。
ソロの時は
「どんなキャラでやればいい？」 とか
電話かけてメンバーと話しして
「じゃ、それでいくために 電話切るわ。」 とか
あったらしい。
そして 親には
「ろくでなし」 「ごくつぶし」 といわれたらしいです。
こんなに一生懸命やってるもーりーがそうなんやったら
うちの娘なんか
「甲斐性なし」 っていうたるわ。
そして
「おれはもう社会の人を二つに分類する。
一般的には 農業をやる人とか いろいろ分かれるけど
おれの分類はふたつだ。
生産する人と消費する人。
おれは消費する人だ。」
すっごい開き直り。
こんなかしこげな開き直り 初めてや。
で、ドラマーが決まった話をして
「近いうちにロックバンドで
ど―ん！ とお届することを約束する。」
って言うてました。
近いうちって どれくらいのことかわかれへんけど
近いうち、って信じて待ちつづけたいと思います。
それから 後ろの人たちのことを
「この人たちは一日の練習でここまでやってくれてる。」
そりゃすごいなあ、
確かに 「ネクラ」 のイントロは
いつも聴いてるのんとは ちょっとちがうもんやったけど
それでも ほんまにすごいと思います。
もーりーは かなり素にかえって
「･･････楽器 うまいね。」
って 言ってました。
ギターのごっちには
「2ステージはほんとに大変だと思う。
みんながコントやってる間、
女官が30人くらいで あおいでいた。」
ああ、だからコントやってたんか。
あのコントは 時間かせぎやったんや。
そうなると もう今日のセックスマシーンのステージは
後ろで弾いてる人たちだけじゃなくて
出演者みんなが 支えてくれたものなんですね。
そりゃ うれしいやろ。
もーりーもうれしかったやろうけど
わたしもうれしかった。
GOING KOBEの時は
なんかせつなくて 悲しくて
泣くとかよりも ただつらかったんですよ。
でも今日は･･････
真っ白な灰になりました。
心にひとつ区切りがつきました。
ほんとにすっきりと。
これからセクマシがどうなるかわからないけど
どんなふうになったところで
今日のライブで
わたしは自分に区切りをつけることが出来て
ほんとにうれしかったです。
これからのセクマシを迷うことなく応援できます。
「女心」 のあとに
いっぱいお礼を言って
「あと4曲です。」 って言ったとき
まだ4曲もやるんかい、って雰囲気が会場に流れ
くすくす笑いがもれました。
それは もうええし、って感じではなく
ほんまにぶっとんでてて
結構長いことやってるのに
それさえわからんようになってるみたいなもーりーが
ちょっとおかしかったからだと思います。
だいたい時間は気にしながらやってるほうやもんね。
でも 自分でも言うてたけど
時間の流れがわからくなってきてる、って
ほんまにそんな感じでした。
もーりーもその微妙な空気を感じたかして
あわてて楽屋へ入っていって
うれしそうに出てくると
「4曲やっていいって！」
やった―！！
うれしいなあ！！
それでやった 「あと4曲」 ですが、
実際わたしは倒れるかと思いました。
あがりすぎて。
一瞬天井がどこだかわからなくなって
かすんでしまいました。
こんなん久しぶり。
笑っていいのか 泣いていいのかもわからくなりました。
ずっとジャンプしてたような気がします。
だいすきな4曲でした。
ぴょんぴょん跳んでるもーりーは
ほんとに楽しそうやった。
わたしも最高に楽しかった。
もうほんまに おまえなんか 死んじまえ！ 死んじゃって頂戴！！
まわりの友人の支えられて
ロックバンドで歌えることが
もーりーは
ほんとにうれしくて しあわせで 心にしみたのでしょうね。
「Always」 で みんな笑ってるのに
もーりーは なんかぼんやりして
全然芸をしませんでした。
ほんで 泣いてた。
目、赤かった。
「いい曲なんでしばらく聴いてください。」 って
しゃべられへんねん。
そして いっぱいいっぱい御礼を言って
泣くのをこらえて
転げ込むように 楽屋へ入っていきました。
今度もーりー見れるの いつかわかれへんけど
その時も
今日みたいなしあわせな笑顔がみれたらええな、って
そう思いました。
