index｜rew｜ff
| 2007年06月16日(土) | ◎ セックスマシーン（神戸スタークラブ）＆SFU（クアトロ） |
この日は久しぶりにライブのはしごをしました。
ぎりぎりまでどうしようかと 悩んでいたのですが、
数日前に中川さんがパパになったというニュースを聞いて
これはもう行かなくちゃ、って決心しました。
ではとりあえず スタークラブのレポから。
O.Aは ドラドラミ。
なに、それ？ って。
まあ、いいやないですか、そういうもんなんですよ。
ライブの前の空気をあたためるために
ドラえもんとドラミちゃんが出てきてね、
でもどう考えても
暖めるというか、
ふしぎ〜なもんを残して
唐突に帰っていきました。
はっきり言うて 次 やりにくいと思うけどな････。
で、その問題の次のアーチストは MORITAでした。
しゃとざはー！ でもーりーが出てくると
あれ？
誰やろ。
誰かもうひとり出てきた。
ふーじ？
････ちゃうわ。 よかった。
で、この子も SEで踊ってるんですけど
なんかおもろい踊りで いきなり笑えました。
で、音楽止めて
「いぇ―ぃ！！」
「いぇ―ぃ！」
「だめだ―！ おそいおそい！」
そして その子に
「見本をみせてやれ。 いぇ―ぃ！！」
するとその子が 最後の 「い」 にかぶるくらいの勢いで
「いぇ―ぃ！！」
「そうだ！ 負けず嫌いだろ？
もう一回、いぇ―ぃ！！」
「いぇ―ぃ！！」
ややあっけにとられてるお客さんに向かって
「･････ドラドラミの影響がかなり深刻なようだ。」
やっぱりな。
それから
「これが誰だか気になるだろ。
友だち。 けんちゃん。」
え？ 友だち連れてきたん？ どういう演出？
「脱退したうちのドラムが････ 決まりました――！！！」
うわ〜っ！
そうやったんや〜！！
よかったなあ、もーりー！
めっちゃうれしそうやんか―！
「で、楽器の紹介をする。
これ、ギター。 借り物。
広田くんに借りてます。 広田くんに拍手！」
「それから これがパーカッション。」
って言うて その新ドラマーのけんちゃんは
パーカッションのところにすわり、
音楽が始まりました。
「報われないぜ」 は、
いつものように練習して 歌に入りました。
途中、間奏のところは もーりーの口ギター。
これ、おかしくてめっちゃ笑いました。
2曲目の 「いい人どまり」 は、
エンディングのところを
けんちゃんとアイコンタクト取りながら
速さをはかって 終わりのタイミングを合わせてました。
その時のもーりーの表情が
その、特にどうってことはないのですが
なんか ものすごくいい感じで
とってもよかったです。
もーりー、誰かとやりたかったんやね。
それから
「おれは自分のことしか歌に出来ない。
そうでない歌を作るとこうなる。」
って言って
「安部内閣は え―と、う―んと
安部内閣は え―と、う―んと････。」
みたいな歌を歌っていました。
なんじゃ、そりゃ？
それと ちょっとくわしいことは忘れましたが
素直がどうしたこうした、みたいな歌を
アドリブでうたってましたっけね。
今日のライブは ドラムが決まったので
大学の友人とかが来てくれてる、って話しをして
「友人に拍手！」
ぱちぱち･･･って みんなが拍手すると
「見ず知らずの友人に拍手してくれる君たちに感謝する。」
って言うてました。
あ、それで思い出した。
まだ始めの方やったけど
お客さんとのC＆Rがうまくいかなかった時に
ギターを振り上げて 投げつけそうになってました。
しかし、「借り物――っ！！」 って言って
思いとどまってました。
えらい、えらい。
広田くんのやもんね。
しかし、なんと言っても今日の圧巻は
「女心と秋の空」アコースティックバージョン。
始めのとこはよかったですよ、
ほんで、GOINGKOBEでは 最初のとこだけやったから
今日もそうなんかな、って思ってたら
いきなり
「ってっか――っ！！
いやだ―！ いやだ―！ いっ、やっ、だ――！！」
って ふたつ折れになって
ギターにかぶさって
めったやたら ジャカジャカ弾いて
絶叫するんですよ。
もうおっかしくて、おっかしくて。
せりふはね、結構せつないこと言ってたんです。
「君がすきになる人は かっこいいに決まってる！」
とか、なんかすごく悲しかった。
だけど、そのジャカジャカギターで
もう爆笑！
ほんまにおかしかったです。
あれ 絶対もう一回見たいわ〜。
これで ライブは終わったんですが、
もーりーは
「けんちゃんが おれと一緒にやってよかったって思うように
たくさん拍手をしてください。」
って。
それで、「ALWAYS」 もありました。
なんかほっとした。
GOINGKOBEで 無かった時、
ほんとに もうこれでなにもかも見れなくなるような気がして
すごく寂しかったし、不安でした。
よかった････。
だって 「ALWAYS」 やもんね。
それにしても、もーりー、なんかとてもけなげでした。
心 打たれるわ。
5:30をメドに スタークラブを出て
一路大阪へ。
心斎橋クラブクアトロには 6:20くらいに着きました。
ところが 張り紙がしてあって
『リハーサルの時間が延びましたので 開演が遅れます。
19:00頃になります』
え〜、それやったら もう少し聴いてくるんやった。
だいたい SFUをハシゴするとこういうことが多いんですよ。
以前も いきも絶え絶え駆け込んだら
開演が遅れてて 40分くらい待たされたんです。
ま、いいか、
SFUはね、待ってる時間がなんだかとてもいい雰囲気なんです。
みんなすごくゆったりしていて
お酒飲んだり おしゃべりしたり。
でもひとりでも 全然居づらくないんです。
人との距離感をすごく上手に みんなが取ってる感じ。
やはり おとななんでしょうね。
でもライブが始まってしまえば、
ステージにみんなが集中し、
じっくり聴く人、踊り狂う人、いろいろいるけど
それもまた すきなように楽しめる空気があって
ほんと 居心地のいい空間です。
今日は それになんだかほんわか感がプラスされていました。
だって 中川さんがおとうさんになったもんね。
ステージが始まって 始めのMCのときに
ステージに あかちゃんのおもちゃが投げ入れられました。
「この頃こんなんようもらうねん。
いっぱいあるわ。
でも ありがとな。」
と、うれしそうな中川さん。
ほんまにおとうさんになったんやなあ、って思いました。
今日は サックスの樋野さんがいなかったですけど
やっぱり 音楽はとってもよかったです。
そりゃ 奥野さんがいるもんね〜。
久しぶりに
「インターナショナル」 と 「満月の夕」 を聴きました。
すごく満足でした。
やっぱりハシゴしてよかった。
わたしは 3ヶ月に一回、SFUが必要な身体なんだと思いました。
