気がつきゃライブの時間だぜ
index|rew|ff
| 2006年12月09日(土) |
◎フラワーカンパニーズ@京都・磔磔 |
久し振りにフラカンのワンマンに行きました。
前回のワンマンは 南港のライブとはしごして 開演ぎりぎりに飛びこんだ あの3月のライブですから ほんとに久し振りです。
圭介さんの歌声が聴けるかと思うと 前の日から 心うきうきだったんですけど 当日は 大掃除の真っ只中に 回覧板をお隣さんがもってきたため ちょっと話を聞いてたりして 出るのがすっかり遅くなり またまた 開演20分前に到着ということになってしまいました。
でも、結構よく見えるところが確保できたので 横わけの圭介さんが しっかり見えました。
横わけ、すごい似合ってます、圭介さん。 アロハみたいな半袖シャツ着てました。
で、演奏が始まると 一気に ぐわ〜ん! と会場の温度が上がるのを感じました。
フラワーカンパニーズは まるで炎が燃えるような そんな熱さを持っていますね。
そして ファンの人たちも その炎が燃え移ったかのように 一気に燃え上がりますよね。
いつも フラカンライブの始まる、 この燃え上がる瞬間に わたしは フラワーカンパニーズが ほんとにファンに愛されているバンドだなあ、と感じます。
圭介さんの歌は 心を燃え上がらせると共に 心の傷をえぐるようなものがあると思います。
日頃は忘れてしまっている心の傷が 圭介さんの歌声を聴くうちに じんじんと痛んできます。
そして 胸がせつなくなる。
でも その痛みって なんだかちょっと懐かしくて・・。
もしかしたら 思春期につれもどされてるんじゃないか、と思います。
それはきっと 圭介さんが いつまでも 思春期だからなんでしょうね。
だけど、そんな心のうずきも あとの3人の包容力で なんだか癒されていって、 なるほど ここは実家かもしれないなあ、って感じました。
今回のライブは なんといっても 「東京タワー」 と 「深夜高速」 の流れが ほんとうによかったです。
わたしは フラカンをずっと見てきたわけじゃないですから くわしいことはよくわかりませんけど この2曲は 圭介さんにとって なにか分岐点であったような気がします。
今までの心のこだわりや苦しみに区切りをつけて まあ、ある意味 夢に別れを告げて 現実を見つめながら 現実を受け入れながら 自分たちの進む道を見定めた、
そんな強くて、純粋で、悲しい歌だと思うのです。
だから この歌を続けて聴くと もう逃げも隠れもできない圭介さんの 崖っぷちの姿が見えてきて 胸がいっぱいになります。
そして そんな思いを越えながら 今のじぶんたちに確信を得ているその姿にも おおきな感動を覚えます。
きっとこのバンドは 死ぬまで歌い続けることでしょう。
それから いつも感動するのですが 今日も あらためて感動したのは 竹安さんのギターでした。
くわしいことはよくわからないんですけど テクニックとしては そんなにすごいものは 弾いてないと思うんです。
だけど あの音、あのフレーズは だれのギターよりも わたしの心に届きます。
あれは いったいなんなんだ?
不思議な人やね、彼は。
圭介さんに傾倒しているようにもみえないし、 ひたすらサウンドを追求しているようにも見えないのに いったんリードを弾き始めると フラワーカンパニーズの世界に身も心も捧げて その世界を作り出すことに 全力を使っている。
そして その中で 自己主張も しっかりとしている。
そんなギターが 心を捕らえるのでしょうかね。
わたしは 今のところ、 竹安さんのギターが一番すきです。
なんで世間は このギターを知らんのや。
納得いかん。
MCは とてもおもしろかったです。 いつもよりも いっぱい圭介さんはしゃべってたように思います。
「タッキーに似ているっていわれたことがある。」
みたいなことを言ってましたが、 う〜ん、賛同しかねる。
圭介さんはかわいいけど、それはねぇ・・。 別に わたしタッキーのファンちゃうけど。
あ、でも あの頃はすごくかわいかったと思うよ、 「夜明け」 のPV。
ジャニーズの話がでたところで 前さんが
「坊主がいるだろ、キャラかぶってる。」
って言ってました。
悪いけど かぶってへんで。
前さんは 前さん。
圭介さん、MCの時 すごいリラックスしてるみたいに見えました。
前は 緊張っていうんじゃなくても なんか ちょっと 「伝わらんかったら 伝わらんでもええねん。」 みたいな感じが しないでもなかったんですが、 今日は クラスメートを冗談言い合ってるふうに思えました。
ちょっと 自分を見つめるのに 余裕がでてきたのかもしれませんね。
|