気がつきゃライブの時間だぜ
indexff


2005年12月28日(水)   ◎ワタナベフラワーワンマンライブ@大阪バナナホール

 昨日は とっても 楽しみにしていた
 ワタナベフラワーのワンマンライブだった。

  
 開場されたバナナホールに入ると
 まず 手渡されたのは クラッカー。

 一瞬 「?」 になったのだけど
 スタッフさんが
 「あとで みんなで鳴らしますので。」 と言わはったので
 は〜ん、そういうライブか〜、と
 すでに 心うきうきになってしまった。


 会場はと言えば
 風船のアーチで 道が作ってあるし
 舞台からは 花道が作ってある。

 ・・てことは
 絶対 ここで クマちゃんが歌うってことだから
 ここにしよう、と
 花道舞台のすぐ横の段差のところを キープした。


 もう ここの場所、全然OKだった!


 ボケボケの映画のあと
 肩車されたクマちゃんが 会場のうしろから登場し、
 いきなり この花道舞台に 降り立ったのだ!


 今日は Tシャツちゃうやん、
 シャツ 着てるやん、
 やっぱし ワンマンにかけてるんやね。


 と、思うまもなく オープニングの 
 「わーい」 が 始まった。


 クマちゃんが 「わーい!」 って 歌ったとたん
 わたしは 無意識に両手を上げていて
 100% ワタフラワールドに 突入していた。


 最初の一声で 突入させてしまうクマちゃんって
 絶対 タダモンじゃないよな〜。



 あとはもう、クマちゃんの歌に MCに 笑いっぱなし。

 めちゃくちゃ 楽しかった。

       
 歌は ハッピーな 元気な歌が多いのだけれど
 中に ちょっと しんみりしたバラードがあったりする。


 「おかえりなさい」 という歌を聴いてると
 なぜだか 急に 胸がいっぱいになってきて
 気付くと うるうるきていた。


 こんなんで 泣いてるの、わたしだけちゃうん、と思ってると
 花道をはさんだ、向かい側の女の子も
 涙を ぬぐっていた。


 そのとき わたしは
 ワタナベフラワーが 発信しているものは
 ただの 「元気」 とかじゃなくて
 心のひだに届く 「懸命さ」 なのかもしれない、と感じた。



 そのあと クマちゃんは
 花道舞台で 弾き語りをした。

 昔は ネガティブだったらしい。

 「人間は 変われますよ。」 というような話もしていた。


 こんなに明るいクマちゃんだけど
 やっぱり この人も
 心に傷を持った人なのだと
 わたしは 目の前で歌うクマちゃんを見ながら 思っていた。

 そんなことを思いつつ聴いた 「誕生日」 という歌、
 またしても 涙が出てしまった。




 弾き語りのあとは
 またまた はじけまくりのステージ!


 いや〜、もみくん かっわいいわ〜!


 もう こんなとこ置いとくの 惜しいくらいの美形。


 しかも ギターアクションが かっこよくて
 表情が 艶っぽくて
 笑顔が 女の子みたいに かわいくて
 立ち居振る舞いが これまた かわいくて

 ちょっと 釘付けになるくらいでしたわ。


 それでまた むさくんが わたしの好みなんですがな。

 クマちゃんとのやりとりや ステージングが
 クマちゃんを盛り上げようとしているのが
 ほんとに 伝わってきて
 絶対 この人 いい人! って 思ってしまった。

 で、これは ほんとに 個人の好き嫌いの問題なんだろうが
 わたし むさくんのベースの音、
 日本中で 一番 すきだと思う。

 テクニックとか そういうのは 
 まだまだ 若いだろうけど
 あの 素直なベースの音は
 誰のベースより 心地いい。

 これは むさくんの人柄のなせる音だと思う。



 クマちゃんは 絶好調で
 かわいさに 嫉妬している もみくんにからんだり
 ウェディングドレス着て 歌ってたりしてたんだけど

 2回目のアンコールで 
 ラストの 「なかよくしようよ」 という歌を歌った時、
 どうも MCから なんか変だな、と思っていたら
 間奏のところで 後を向いて 泣き出してしまった。


 ただの泣き方じゃない。

 腕を顔に押し当てて 肩をふるわせて しゃくりあげてる。

 不覚にも わたしは
 また なんかのネタ 仕込んでんのか、なんて 思ってしまったんだが
 泣いてるとわかったとたん
 どば〜っと 涙がふきだしてしまった。



 むさくんともみくんは しばらくの間 気付かなかったみたいだけど
 ドラムのしんすけくんは びっくりしただろうな。


 ど、ど、どうしよう、
 早く 誰か 気付いてくれよ〜、なんて あせったことだろう。



 クマちゃん、なんとか 前向いて
 歌を続けようとするのだが


 「なかよくしようよ・・・ う、う、うぇ〜ん・・
  なかよくし・・・ び、び、びぇ〜ん・・」


 と 歌にならない。


 そのうち 舞台のそでに向かって 歩き出した。


 おいおい、いくら 歌えないからって 
 帰ったらあかんやろ〜 (かわいいけど) と
 思ったら なんと

 そこに 現場マネージャーの永嶋さんがいて
 永嶋さんに よしよし・・って されて
 抱きついていた。


 それから 舞台の真ん中にもどってくると
 今度は もみくんが ギターをやめて
 クマちゃんの頭を なでなでしてた。


 会場は お客さんたちが
 クマちゃんのかわりに 「♪なかよくしようよ」 と 歌っていた。


 涙 止まらへんやん・・・。


      
 こうして 涙と笑いのライブは 終わった。


 クマちゃんは

 「来年も この5人で やっていきます!!」

 と 叫んでいた。


 永嶋さんを入れての5人だ。

 また 胸がいっぱいになってしまった。



 かわいいなあ、

 クマちゃん だいすきだ。


 ワタナベフラワー、だいすきだ。


 神戸のイベントで ちょっと 見かけただけのに
 あの時 なにかを感じ取ってしまった わたしたちって
 ちょっと いいんでないかい。


 も、決めた。

 だいすきなバンドに入れた。





 帰ってから CDを聴いた。

 4人が映ってるディスクを 取り出すと
 その下に 永嶋さんの写真が 載っている。


 やっぱり だいすきだよ、ワタナベフラワー。  
        
        


ちどり |Home