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2006年07月11日(火)
引っ越し

もうすぐ引っ越しする彼。
それを手伝おうとしてるあたし。

キャンペーン終了の次の日だし、
車出す分にはちょうどいい。

会いたくて、
思わず日にちを無理してしまったけど、
絶対前日は盛大に飲むんだ。
最終日だもん。
爆発させるよ。


でも当日、
午前中しか一緒にいられないんだって。
午後から会社の飲み会があるんだって。
幹事だからって。

ホントかな。
…別に嘘つかなくてもいいのにね。
あたしが帰った後、
ほかの女をすぐ家に呼んでも
あたしは怒れる立場じゃないから。

あたしの機嫌損ねて、
車貸してもらえなくなるのが怖いのかな。

「また別の日に飯でもおごるから」
って言ってくれた。
社交辞令でもありがとう。
2回会えるのかなって、
嬉しくなれたから。

ホントに2回会えるとは
思ってないよ。



そんなことより。


再出発の意味を、
あなたは真剣に考えているんですか?
あたしなんかに手伝わせて、
昔と何も変わってないよ。

あたしがここにいる意味を、
あなたは考えたことある?

あなたが殺してくれなかったから、
あたしは今存在する。

言ったでしょ?
あたしの人生に責任持てないのなら、
偽善だけであたしの自殺を止めないでって。


正直あたし、
まだあなたに感謝できるほど
生き延びた人生を楽しんでない。

まだ生き地獄の中にいる。



あなたが選んだ人生を、
あたしは心から応援したい。
それでもほんの少しの期待した、
卑しい考えもあって。
そんな自分に自己嫌悪を覚える。


あたしも偽善者だね。



好きだから。
会いたいから。
傍にいたいから。

ちょうど4年前の今くらいから
あたしの葛藤は始まったね。

あと何年引きずるんだろうね。

愛してるのに。
こんなに想ってるのに。

・・・
違う。
こんな押し付けがましい気持ちは持ちたくない。


あなたにはあなたの未来がある。
あたしにはあたしの未来がある。


あなたの新しい人生を
あたしは邪魔したくない。

+になれなくてもいい。
せめて−にならないように、
あたしは彼を支えていたい。






いつか気付いて。
あたし以上の女はいなかったって。

俺、失敗したなって。

あなたが人生を
全うする日でいいから。