今日のブルー
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2010年08月10日(火) インテュオス4を使ってみた感想


ペンタブレットのインテュオス4を使ってみました。(L)
3を前から紙を敷いたり工夫して使ってきたんですが腰と肩が痛くなるので
いろいろ考えて使ってみることに。
あまり使っていなかった左のボタン類もシンプルなものだけ使って
姿勢を良くする努力を。
自分の姿勢は呆れられるくらい悪いんですが、視力がちっとも落ちないのでそのまんまでした。
視力だけは頑丈でビクともしないものの、肩や腰に負担が来るようになりました。

なかばやけくそでインテュオスを液晶タブレットなみに立ててみた。
画家がキャンバスに向かうような姿勢になります。
腕がまっすぐに伸びて、自然背筋も伸びた。

細かい描写は通常通りに置いてやるけど、漫画ネームの構図とかラフには立てた方が描きやすいです。
少し遠くから構図を見る、ってよくデッサンの授業なんかでやらされてましたが
あの感じ。全体のロングとか背景構図が見やすく感じます。
多分、モニターと手元の位置が近くなって脳で下からモニターに情報を送る手間が省けたせいだと思います。
比較的、アナログ作業に脳が近いのかもしれません。
根拠はなく使ってそう感じただけですが(笑)

腰痛は机に長時間いると絶対ひどくなるので助かりました。
インテュオス4そのものの操作性も良いです。
キーボードの置く場所がちょっと悩みですが。
モニターがインテュオスに隠れると描きにくいので、文字を打つ時はキーボードが膝の上。
iMacで小さい無線なので楽です。

前屈みでモニターにかじりつく姿勢は負担が大きかったみたいで、膝にキーボードだと
背中を丸めず伸ばした状態になりました。万歳。
液晶タブレットの大きいのがいいなーと思ってましたがお高いですし
なんとか工夫してみるもんだと思いました。

ちなみにインテュオスがグラつかないよう、金属製の本立てと滑り止めの防音用ゴムを使っています。
描き心地も確かに紙の感触に近くなっています。おかげでもう紙を敷かなくてすみます。
紙を敷くと感触はいいけど汗やら浮き上がりで不快指数もアップ。
液晶タブレットも手を置くので長い作業だと低温火傷になります。
夏は特にマシンにも扇風機をあてないと動作異常が多くなるので、液晶はまだまだ改善の余地ありかも。
私は右手火傷とマメでサポーターやテーピングして使って放り出しました。
古い小さなタイプでしたから手の位置もテーブルに台を乗せたりストレス多かった。

ペンもスイッチ外してカバーを変えれば持ちやすい形になりました。
スイッチは消しゴムくらいで私は十分です。
左手はボタンでスクロールやズーム、レイヤー切り替え程度。
基本のいくつかだけでとっても使いやすいです。


年内にはセルシスからイラスト専用ソフトのMac版が出るらしいし、ペインターと相性が悪かった自分には
嬉しい限りです。
テクノロジーに感謝(^^)






                                   


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