日記っぽいモノ。

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第二のお父さん。
2006年02月14日(火)

私には、“第二のお父さん”と慕っている人がいる。

私が学生の頃には、
あまりよろしくない目的の為の「お父さん」が何人もいるという知り合いがいたが、
そういう意味のものではないので、そこは絶対に勘違いしないで頂きたい。

私の“第二のお父さん”は、近所のカフェのマスターだ。

私はこのカフェにかなり長い事通っていて、
家に居づらい時なんかには、コーヒー一杯で何時間も店に居座ったりと、
迷惑がられても仕方ない程そこでの時間を過ごさせて頂いていた。

治療中に働く事になった時に勤めていたのもこのカフェで、
不安定で主人格交代を繰り返しながら働いていたり、
休みを貰わなければならなくなったりする事も多く、
迷惑を掛けまくっていた筈なのに、
障害を理解しようと努力して下さったり、
普段から気を遣って悩みを聞いてくださったりと、
それまでの私の周りには居なかったタイプの大人で、
私は色んな事でマスターを頼ってしまっていた。
“第二のお父さん”と呼ぶようになったのはこの頃だ。

今日は、久し振りにそのカフェで、
“第二のお父さん”とゆっくり話が出来た。

私は今、治療の関係から仕事は出来ていないし、自分のアパートに帰る事さえ出来ていないし、
仕事をしている友達に会った直後で、
頭では焦ってもよくならない事は判っていても、実は内心ちょっと焦っていた。

でも、“第二のお父さん”に近況報告をして、
話して下さる事を聞いていたら、不思議ととても落ち着いた。

夕食をを済ませて、コーヒーを頂いて帰る頃、
「もう少し落ち着いて、暖かくなったら、食事にでも行こう」
「今働けない事は気にしないで、いつでもお店においで」
と言って頂けて、嬉しい反面、何だか申し訳無い気もしたけど、
私がこのカフェが好きな事実は変わらなくて、
「また来ま〜す!!」
と言っていた。


2004年02月14日(土) ブーツ探しのハズが…(なお)
2003年02月14日(金) 【まりや】(悠宇)

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