日記っぽいモノ。

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いつのまにか…(悠宇)
2003年02月05日(水)

俺達の間で≪Cエリア≫と呼ばれている場所の片隅に≪図書室≫が出来ていた。

そこにはその名の通り本がたくさん置いてあって、さらに≪パソコン≫が1台。

そんでもって何が出来るかっていうと、当たり前っていえば当たり前だけど、≪本≫が読める。
どんな本が読めるのかっていうと、今まで色んな人格が仕入れた知識が詰まってる本。

そこにいけば、自分の知らなかった事で、他の人格の知ってる事を知る事が出来る。


だからっていって、今までの記憶を共有出来るようになったって訳じゃない。


誰が何処でどうやってその知識を仕入れてきたかは全く判らない。

なんとなく、予想を立てる事も出来なくは無いけど、それは予想でしかない。


なんでこんな所が出来たのかは分からないけど、助かる事はけっこうある。

例えば、交代の時に気を失って倒れて怪我をした場合の応急処置とか。


その他にも、「これは生活に全然関係ないだろ!!」っていうような雑学まで。


知識の共有が出来るようになったって事は、また1歩前進したことになるのかも知れない。



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