INDEX
prevnext
2011年03月12日(土)

昨日から今までの話

朝起きる。
Fitnessも臨時休業。イッセー尾形の舞台も公演中止。
本当は髪切に行きたかったけど、おそらく電車が碌に動かないだろう。
『デカワンコ』も休止だなぁ。(←今期唯一見ているドラマ)
同居人は今日帰国。今のところ運航中止との連絡はない。

なぁんてお気楽なことをぼーっと考えつつ、テレビの映像を見て、あまりの惨事に呆然とする。
なんなんだこれは。胸がつぶれる思い。

気持ちの整理も兼ねて、昨日の行動を時系列で。
東京はのどかなものでした。という記録だ。

=======================--
地震は打ち合わせ直後、席に戻って作業中だった。
今いるところが古いビルの10Fなので地震では結構揺れる。

あー地震だぁと思っているうちに、ゆっさゆっさと。
立ててあるPCが倒れんばかりの勢い。座っていたけれどおそらく歩けないほどの揺れ。
しかも長い。

同じくらいの規模のモノがあと1回くらい。
それなりの大きさの余震が連発。

酔う。

そうなった時に自分がどうなるかなぁと興味はあったが。
結局のところ、余震の度にPCを片手でPCを抑えつつ、仕事をがしがし進めていたのでした。
慌てても状況変わらんし、とりあえずこの先退避命令とか出るかもしれないから、その前に片付けられるものは片付けておこう という気持ち。
だって、やることやってとっとと帰りたいじゃん。(← この時点では電車が止まることを考えていないあたりが甘い)

NZのビル倒壊の映像が頭をよぎり、この古いビル大丈夫かぁと思いつつも、
考えたところで10Fから階段降りるにもそれなりに時間がかかるし、外だと色々降ってくるかもしれないし。
まぁ、ここでつぶれたらこれも運命かと。(怖いのと痛いのはいやだけど)
と思っていて、自分がこれほど自分の人生投げていることに新鮮な印象。


それでも停電も断水もなし。
サーバーも通常運転。インターネットも繋がる。
揺れる以外は何事もなかったような日常であったため、緊迫感がないのかも知れぬ。

歩いて帰れる距離ではないため、電車が動かないと帰れない。
以前歩いた時に6,7時間はかかったのだ。夜道は危ない。

ブログで情報を集める。
自宅近辺もそれなりに揺れたようだが、「揺れたよー」と写真付きでブログを更新している時点で無事な証拠。

22時を過ぎると電車もそれなりに動き出す。
夜明かしの覚悟はあったのだが、オフィスの灯りがまぶしすぎて目に痛い。
そして、余震の揺れで気持ちが悪い。帰りたくなる。
徹夜明けでFitnessもきついしなぁ。ちょっとは寝たいよね。(← Fitnessが通常営業と考えているあたりも甘い)
家もどうなっているか気になるし。床暖房つけっぱなしで出てきてしまったのも気になる。
(確かにつけっぱなしであった)
流石に煙を見上げ瓦礫を踏み分けて、停電に暗く沈んだ街を歩くほど無謀ではないが、これだけ明るくて人も多いなら問題ないはず。
実際、コンビニも営業中。テレビを見ながら酒を飲んで時間をつぶす飲み屋も盛況。
安全面での不安はなかろう。
非日常を楽しみたいという気持ちもあった。ま、平穏な証拠。

23時。3つの接続電車全てが動いた。
それをホームページで確認し、いざ会社を出る。
途中乗り換え駅で必死に電車を降りる。激混みで降りられないかとおもったぜ。

が、その次の電車。ホームにすらたどり着けない。人人人。
新宿まで歩けない距離ではない。
このあたりならおおよその土地勘はある。都内結構色々歩いたからわかるぞ。
オフィスの窓から見ていても、歩道は人がわさわさ歩いていたから、危険ということもないだろう。
歩いて時間をずられば新宿からの電車もちょっとは空いているかも。

地上に出る。

思った通り人がわらわら歩いている。
数人で談笑しつつ。あるいは同じ方向の人と「じゃあ一緒に」とか言いながら。
ケータイで地図を確認している人もある。

よし歩く。
深夜のピクニックだ。と気持ちを奮い立たせる。

靖国通りをとにかくまっすぐ。迷いようがない。
1時間ちょっと歩く。ころは1時過ぎ。
毛糸の帽子とマフラーを持ち、ダウンのコートを着ていたのは幸運。
ロングブーツは歩きやすく、1、2時間のお散歩には何の問題もない。
手袋が無かったのが惜しかった。手が冷たい。

新宿に着く。

トイレに行きたくなりサブナードに。
臨時であけているらしく地下街に降りられた。

で、すっごいものを見る。

人が地下街に座っている。寝てる。
壁に沿ってずらっと。あーこれが帰宅難民か。
そうだよなぁ。
オフィスとか学校とか拠点があればそこに留まって入ればいいけど、買い物とかで出ていたらどこにも行きようがない。
地下街の階段にも人が多く座っている。

会社はがらがらだったのに。
食料も水も暖房もトイレも不自由なし。
それでも皆帰って行った。やっぱり話には聞いていたが家が近い人が多いんだなー。

話を戻す。
サブナードのトイレは思っていたより綺麗な状況。良かった。

勝手知ったるホームだから、どこをどう歩けばとか、トイレの場所とかわかるし、半分以上ピクニック気分で
ちっちゃく歌いながら歩いていたけれど、特に外人さんとかさぞ怖かろうと思う。

新宿から3丁目に通じる地下道はさらに凄い。
何時も寝ている人と今日だけ寝ている人の区別がつかない。
壁際はずらっと人が寝ているor座っていて隙間がない。

あれれ電車大丈夫かぁと思ったが、動いていた。
そして予想外に空いていた。ちょっと並んで座る。速攻で爆睡。
途中駅から乗り込んできた人もいたが、朝夕のラッシュよりははるかに空いているくらい。

終始寝ているうちに到着。自宅が建っていることにまず安堵。
おそるおそる扉をあける。

・・・・何も変わっていない。
地震があったことを知らなければ多分気がつかない。

倒れていたものは以上。
・流し台に立てかけておいたまな板
・立てておいたストレッチポール
・本棚の本が横倒し。(毀れおちてはいない)
これだけ。

幸運でした。
ニュースを見て、何やら凄いことになっていることに驚く。
(それどころでなかったことを知ったのは翌朝クリアな頭で見た後)
お風呂を沸かし直して温まる。

ベッドの中で引き続きテレビを見る。
時折地震速報が出る。えっ今度は新潟!
『日本沈没』by 小松左京の小説が頭をよぎる。

龍がのたうっている。

そして寝る。明日のFitnessに備える。(←まだ営業すると思うところが甘い)
時折叩き起こされる。緊急地震速報だ!
つか、最初の一発目の一番でかいのの時に教えてくれないと意味ないじゃん。

朝、電話で叩き起こされる。「無事?」「・・・あい」
いや、ありがたいことです。

停電になるかもとの情報を得て、マンションで停電になると水が止まると思い飛び起きる。
寝るのは日が暮れてからにしておけ。

水の買い出しと汲み置きを。
そして急いでお風呂に入る。入れる時に髪洗わないと。

懐中電灯の点検。って壊れてるやん!
電池と懐中電灯を買いに走る。ついでに缶詰めとバナナを兵糧に買う。
冷蔵庫止まるかもだから。

ろうそくも持ち出す。
これで何とかしのげるかな。

で、帰国便を確認。
ま、飛んでないだろうと思ったら、げっ!飛行中。帰ってくるの?
信じられない。

ご飯炊かなきゃ。電気が通じている内に。
まずはどんな日でも笑顔でご飯を炊く。日本の女ですから。

以上。
なんとも気楽な顛末でありました。
==================================================

でも、街はもっとのどか。
ある型の電池がないことに気付いたのはさっきで、あーも電池なんてないよなと思っていたら特売品になっていた。
水も同じく。

うーん。テレビで見る映像と回りの風景が違いすぎて怖い。
家が街がなくなるって、もう、何なんだろう。生きてるってって思うよな。
得体の知れない暴力が生活を壊していく。

身近な人に被災はなし。
ただ、たまにBlogをRomしている人が確か青森の人。
全く面識はないしRomだけなので連絡の取りようもないのだけれども。
心配です。

そんな風にどこかの誰かが誰かを気遣って、そんな気遣いの網目が社会をすっぽり被っていることに自覚的になれば、もっと柔らかい社会になるのだろうか。

石井ゆかりさんの石井NP日記に心温まるRTがあって癒される。
確かに「この「提案:関東在住の人の12日、13日の過ごし方」リンクは必読。


閣僚の資質を問うてる場合じゃないし。
子供手当に予算つけてる場合じゃないし。
なんとかしたれ。全部は出来ないのはわかってるけど、多少なりとも。

つか、まず節電なら自販機止めれば無問題じゃないか?


alain

My追加