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2009年02月09日(月)
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『ROOKIES』から『山月記』へ
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先日青山に髪を切りに行き、 (ちなみにこれといって希望も無く、前と同じくおかっぱ頭に) 読む本が無かったため、帰りにLIBROに立ち寄る。
おくりびとの原作(原案?インスパイア?)な文庫本があるって聞いたけどー、 と思いつつ題名を全く覚えておらず、探す手がかりがない。(後日調べた)
後読みたかった本ってなんだっけ?
で、思いついたのが、中島敦の『山月記』。 『ROOKIES』で『山椒魚』(井伏鱒二)のシーンがあり、 (あのシーンは原作への尊敬が感じられていい映像だった) 『山椒魚』って身につまされて辛いっつー思い出があり、そういえば『山月記』も いたたたたって、気持ちの一番やばい所に容赦ない作品だったな、ひさしぶりに読み返してみるか、と。
やっぱり、きっついのう。 自分何一つ進歩してないことを、改めて目の当たりにし、居たたまれない心境になる。 無駄に時間を食いつぶしてきただけで、何一つ進みも向上もしていない。 今まで何してきたんだか。 自分でも自分のチャイルディッシュなところが気に障るのだから、他の人はそりゃうんざりするわなー。 と、深く落ち込む。 もう、2012年に地球滅亡なら喜んで!という心境。 消滅するなら、早く終わらせたほうが無駄が無いし、魂は生まれ変わって再生せざるをえないならば、 早いところ今回の展開は諦めて、次に賭けたほうが、これまた合理的だよな。 とか思いつつ、じゃぁ今からともならない覇気の無さに、ったく何がしたいんだかと、 思いながら、ぐだぐだを許容する怠惰な自己愛にも辟易。
で、うつループはここまで。色々思うところはあるけれども、先に書いたことはホントの気持ちだけれども、 それはそれとして、うつはうつとして心に堆積はしているのだけれども、心の上空は意外な青空だったりする。
妙にすっきり。 ここまで生きてきたんだから。決めた。 生き延びることにする。 ぐだぐだでもだめだめでも生きていくことにする。 だから、身の回りを快適にする。その一つは感じの良い人で生きること。 もう、ポリシーとか印象とか人の気持ち読みとかはいいや。 とにかくシンプルに。 その場にその言葉に快く反応しよう。
追記: 中島敦の文章の美しさは素晴らしいね!
alain
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