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2004年10月03日(日)

祖母の霊

VAIOを買いました!
安いんでいーんです!別にテレビも見れなくていいし、DVD編集もしないしよー。
15インチのディプレイで、キーボードが打ちやすいのがいいという条件で15万以下で探して、VGN-K30B。
なんかNECのよりキーボードを打ったときの感じが気持ちいい。あと何ていうのか名前知らないけど、ポインタを動かすパットを、文字打ってるときにうっかり動かしてしまうことが多くて、今まですごく打ちにくかったけど、こんどのはそーゆーことが全然なくて、さくさく打ててとっても気持ちがいい!

VAIO最高!(まだ、買ったばっかりで使い切ってないのに・・・)

データも徐々に移行して、結構整理も付きました。

あとは祖母もね。20日に無事、往生しました。
1月に余命6ヶ月と診断されて、でも9月まで生きました。
9月の8日が誕生日だったんだけど、それも迎えて91歳になりました。
基本的にはずっと自宅に居ました。お盆の時、往診してくれる医者が休んだときだけ、入院したけれど、「牢獄みたいで。もーいや!」とぶーたれて帰ってきました。

誕生日を迎えて数日後の11日。土曜日。
「もう、立ってトイレに行けない。」と言いました。(と、母が言ってた)
それから、翌週。ほとんど食事が取れなくなりました。ちょっとの水だけ。あと、ハーゲンダッツのアイスをたまにひとさじ、ふたさじ。
18日の土曜日。
「なにか、さっぱりしたものが食べたいねぇ」と言い、重湯を食べました。(と、母が言ってた。)
それが、最後の意識がはっきりした会話だったようです。

水〜とか、私が行って顔見せて、「わかる?」と言うとうなずいたりもしたけど、ホントにわかってたのかは不明。

外に買い物に出れなくなって、ソファに座っていることが出来なくなって、徐々に寝ている時間が長くなって、食べられなくなって、意識が徐々に混濁していって、ゆっくりゆっくり、死んで行きました。

あんまりゆっくりだったんで、きれいに痩せて、なんか死に顔は即身仏みたいでした。
(骨だったんだもん)

苦しそうでは全然ない顔だったんですけど、(死に顔がね)、なんか生きてるときの顔と違いすぎて、死んじゃったって気がしない。
変な感じ。一緒に暮らしてたわけでもないから、電話すれば、尋ねていけば居るような気がしてしまう。

小学生の頃はよく行ってたんだけど、中学生以後は年に数回になり、働いてからはホントに年に一回くらいしか行かなかった。
たまに行くと、慣れてないもんだから、なんか老人暮らしって、空気が澱んで溜まって、婉曲に言っても好い匂いじゃなくて、あんまり出されるものに食欲も感じなくって、食べなかったりした。

後、話すことも嫁のグチとかで、雰囲気暗くって、足が遠のいてしまっていた。

今回、祖母の介護とかで関わる様になって、ようやくわかったんだけど、どっちかっつーと嫁のほうが性格悪くて、祖母の言っていることは実はグチではなく、まっとうなことでした。

でも、たまに行くとどよーんとしている祖母より、ちゃきちゃきと明るい嫁と過ごしているほうが感じ良くて、「全く、年よりはグチっぽくてかなわん。」とか思ってました。

後悔ばっかりだ。
もっと色々、優しくしてあげれば良かったと思う。
人間なんだから、祖母より立派な人も優しい人も出来た人もいるし、ちょっとなーって思うところもあった。

でも、私のことを好きでいてくれた人だった。
私は私のことを愛してくれた人を一人この世から失ってしまったのだと思う。

死者に流す涙は自己憐憫なのだと。そーゆーことだ。
でも、幽界とか霊界とかいうところで、魂は永遠だと言うから、さよならではないっつーことだろう。


ところで。
祖母が立てなくなった日の朝。

朝、金縛りにあった。
体が動かない。「げー動かねー・・・」と思う。
ぜんぜん動けないし、声も出ない。横向きに寝てたんだけど、後ろからぎゅーっと抱きしめられた。
「霊かなぁ・・・」と思う。

色んな所に力を入れる。左の人差し指が動いた。抱きしめてる人(霊?)の手に触った。
「げっ?触れる。っつーことは霊じゃない?やばいじゃん。人?窓閉めて寝たよなぁ。まじやばい。動け動け!!」

と、目覚まし時計のベルがなり、いきなり力が抜ける。
体が動く。飛び起きる。がばぁーーーっ。

部屋を見回す。どこだ。どこだ。さっきからの人はどこだ?
いない。どこにも誰もいない・・・。うーん、やっぱり霊か?

祖母の見舞いに行く。母に話す。
「それ、お祖母ちゃんじゃないの?」
「違うと思うよ。だって、お祖母ちゃん、痩せてがりがりじゃない。触った手は結構肉厚だったもの。」
「今、お祖母ちゃん。むくんでるから、手は結構、ふくふくしてるよ・・・。」

見に行って触ってみる。左手の人差し指で擦る。

・・・かもしれない。
そうだったのかもしれない。と思っている。


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