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2006年11月13日に『いのちの電話』のHPを紹介しています

目次昨日明日


2006年04月29日(土) 六年前のイジメが心の傷に

中学三年のときに俺は学業も順調、友情関係も順調、恋愛も順調に、計画通りに上手く進めてました。

しかし、当時やっていた部活最後の試合で俺は決定的なミスを何回かかましてしまいました。
そして、最後だというのに、部活内の俺に対する態度がガラリと変わりました。
内心「調子が悪かったんだからしょうがねぇじゃん」とか「夏の大会で最後だし、辞める俺には部活のメンツとの関係も切れたも同然だし、痛くも痒くもねぇ」なんて思っていました。
夏休みが終わり、これからは勉強だなーなんて思ってる時期、いやな出来事が起こりました。
俺のクツがないんです。
それや、俺の靴の中に画鋲がはいっていたんです。

まぁ、今考えれば犯人呼び出して殴りたおせばよかったんだけど。
(いまとなってはそれをしなかった自分が非常に悔しい)
相変わらずクツが隠される状況のまま、学校には無理して通ってた。
雪の振る日には靴は雪だらけになってたし、給食のおかずなんかが靴のなかに入ってることもあった。

こんな状態が約五ヶ月続いた。
俺にとっては物凄く長く感じられた。
世の中にはもっとひどいことをされてるひともいるだろうけど、俺にとってはこれは限界以上の苦しみだった。
何もできない自分を責め続ける、それがずっとつづいたのです。
女の子と一緒に帰ることがあれば、それに関してのいやがらせが続く。
そんな状態で俺は好きな女としゃべることもなくなっていきました。

学業のほうは依然として上の中を維持しており、結果的には志望校にいけました。
これだけが唯一の救いだったのかもしれない。
しかし、空しい勉強だった。
一体何の為に俺は生きてるのだ?と考え始めたのもこのころでした。
言いようのない空しさを感じ始めたのもこの頃だった。
そして、学校という組織に対して激しい嫌悪感と、イラ立ちを感じはじめたのもこのころだった。
人間全般に嫌気がさしたのもこの頃だった。。
人の中には優しい人や、尊敬できる人はいる。
けど、そうじゃないヤツが大多数だ。
人間なんて軽く信用できねぇ。

この後、俺は高校を中退しアルバイトやりながら、高卒認定試験を取得、現在大学受験中です。
高校で出会ったツレはいいやつらで、俺は彼らを信用している。
けど、高校在学当時、俺はウツ、気分障害、厭世傾向大と診断されました。
辛い状態が続いたから、高校は中退した。
卒業したかったけど、二年の最後までやって、精神的に限界だなって思ってやめた。

話は一気にとんでしまいますが、昨日夢を見ました。
隣のコートで好きな女の子が部活をやっている、そして、隣のコートには俺をイジメたやつらがいる、なぜかやつらのコートの方が上の段にあって、俺を見下ろす形になっている。
やつらのコートからボールが飛んできて、俺はボールを投げ返そうとするが、ボールが重くて重くて投げられない。
そうしていると、ヤツラは投げ返せない俺をみてニヤニヤ笑い出す。
俺はムカついてやつらの顔に投げつけようとする、けど、ボールが重過ぎて投げれない。
そして、もうひとつのコートでは楽しそうに好きな女の子が部活動に励んでいる。

俺にはどうしようもない。
何もできない、そんな夢でした。
夢から覚めて、実感したのです、俺はまだこの問題を解決できてないんだな、と。
六年たってもずっとトラウマになってんのか、と。
六年間、忘れようとしてきましたが、忘れるという方法じたい無理なんですね、潜在意識が覚えてる。
自分で何とか解決しなければならない、それとも、一生悔しい思いを抱きながら生きるのか。
誰か、イジメられた人の方が幸せになれると言ってくれませんか?



最初の一文が気になりました。
と、文章に怒りをとても感じました。『過去』の出来事ではない、『リアルタイム』の怒りが。
6年間だというと今は22歳?23歳。
高校生の時のままの感情と、文章から読み取れる幼さが気になりました。
この過去を断ち切って、子供時代を卒業して、大人の(容姿が ではなく)格好良い男になって欲しいなぁって思いました。

【夏海】Re:忘れるコツは
辛いのを、よく5ヶ月も我慢しましたね。
一人でよくがんばりましたね。
今、未来に向かってがんばっているのですから、
もう 過去から ご自分を解放してあげましょう。

私も 学生時代、イジメに合いました。
何かされる ではなく、無視されるタイプのものですが。
クラスの女子全員が 私を無視しました。
その首謀者は、私が一番仲良しだったと思っていた 信用していた女の子。
女子と溶け込めるようにって色々とアドバイスしてくれていた彼女が、
まさか首謀者だとは!
「夏海と喋るとあんたもハバ(仲間外れ)にされるよ」って言われたの。ごめんねって
そう教えてくれたくれた子に 首謀者の名前を聞かされた時には愕然としました。

私は転校生で、塾にも通っていたから、
『通っている学校以外の友達がいた』から助かりました。
毎日辛くて、
私のことを忘れられないように、首謀者の家の玄関で首つってやるって何度も思ったけど、
馬鹿なことをしなくて良かったなぁって思います。
だって、今が幸せだから。

小学校を4つ
中学校を2つ
何度か転校を繰り返すうちに、『学校にいる間だけ友達』ってことを知ってしまいました。
転校してしまって、学校生活の日常に私がいなくなってしまったら、
私の存在は 日を追うごとに どんどん薄くなっていって、
そのうち忘れてしまうんですよね。
まぁ、小学生や中学生のことだし、「離れていても友達だよ」って言っても、
自分の問題で精一杯だから、実際に目の前にいる友達の方が より大切で、
会うこともできない程遠くに住んでいる、手紙だけの友達は、忘れ去られるんですよね。

それと同じで、苛めた人たちも、中学の頃のことなんて忘れていると思います。
相手は忘れているのに、こちらがいつまでも悩んでいるなんて、時間の無駄です。
そして、それによって 人生が心から楽しめないなんて、とっても勿体無いないです。
傷はとても深い。
私も忘れてはいません。
でも
☆☆☆さんは、新しい道を すでに歩き始めてるんですから。^^

でね、私が日ごろやっている 『忘れるコツ』をお教えしようかなと思って。
まず、
ご自分で書いた文章を 読み返してみて下さい。
気が付きましたか?

靴にいたずらをする とても幼稚なレベルの人たちだったんですよ。
小学生レベルな幼稚さですよね。
低脳ですよね?
中学を卒業したら、女の子は結婚ができる年齢であり、子供のお母さんになれる年齢です。
結婚したら、何と選挙権まで貰えたりします。(普通なら、20歳ですよね?)
(ごめんなさい! これ 違いです!
 例外なしに 選挙権が貰えるのは、20歳だそうです!
 教えて下さった ★★★さん どうもありがとうございました。)

中学を卒業したら、義務教育が終わり、就職ができます。
大人と一緒に仕事をして、一人前のお給料を貰う事ことができ、
私の友達は、父親が仕事をしていなかったので、自分の稼いだお金で一家を養っていました。

その5ヶ月手前の年齢にしては、幼稚すぎるって、『今』考えると思いませんか?

そんな低レベルな奴等のことを ☆☆☆さんは 見下げて良いんです。
見くだして良いんです。

☆☆☆さんが、
自分が幸せになることが、一番の復讐って気が付いたことは、大正解です。

まずは、自分を相手のレベルまで下げないこと。
そんな低レベルな相手に 自分を合わせてやる必要はありません。
☆☆☆さんの人生に不要な人の為に 時間をさいてやる必要もありません。

私は 趣味で始めたクライミングで どんどん仲間が増えていきました。
下は小学生から 上は68歳まで!
☆☆☆さんも色んな年代の友達を作ることをお勧めします。
それも、できたら上下関係のない『仲間』として。
せっかく学校という枠を出られたんですから、同じ年代にこだわるのは 卒業しましょうよ!

今すぐ忘れることは無理にしても、
楽しい思い出をいっぱい作って、辛い思いを薄くしていくんです。
☆☆☆さんは とても若く、これから沢山の人と出会い、
沢山の楽しい思い出が どんどん増えていくことでしょう。

一度良い方向に転がっていけば、どんどん幸せな方向に 歯車は回り始めますよ ^^


お返事がありました。


有用かつ心のこもったレスありがとうございます。
そうなんですよ、僕はずっとイジメに自分の中で区切りをつける方法が知りたかったんです。
「沢山いい思い出を作って、忘れる」か〜。
沢山つくりたいなー!
いい恋愛して、いろんな場所いって、美味いもん食って、やりたい仕事やって、可愛い奥さんつくって、子供つくって、って色々思い浮かべちゃいました。
思い浮かべてたら何か楽しくなってきちゃいましたよ。
「俺には十分出来るんだ」
今までもそうやって思ってきました、けど、イジメの事が思い出される度に混乱が起きてた。
だからこれからは、イジメのことが思い出される時だって、もっと楽しい事思い浮かべるようにして生きていこうかな。
がんばります。
イジメてたやつ、今ごろ加害者であることを忘れて日々生活してんだろう、忘れているであろうことが余計ムカツクが、俺にとってはムカツクことは得じゃない。
アイツラより幸せラインを維持できることを日々の目標にして生きていきたいです。


う〜ん
ちょっと堅いな...
もっと柔軟性があった方が、生きやすいのにな〜
もう少し年を取らないといけないのかなって思いました。

お父さんと岩山を登ったことがあるらしく、
親子が仲良しなら良いかなってちょっと安心しました。
男の子は、女の子と違って、親子の対話が少ない印象が私にはあります。
親に弱音を吐いたとしても、『男らしくない』ことではないってことに気が付いてくれたら良いなぁって思います。
っつーことで、こんなお返事を書き加えてみました。

【夏海】Re:ちょこっと気になったこと

私の書き込みで、気が楽になってもらえて うれしいです ^^

んで、ちょこっと気になったことを。

☆☆☆さんは、とても男っぽくて、喧嘩上等の がっつり四つに組む、ガチンコな性格って感じが文章から読み取れます。
上手くいってるときは、それで全然OKで、
岩登りと一緒で、ガンガン上に向かっていけるんですが、

私のクライミング友達がね、いつもテンパっていて、
それは、彼が 亡くなった弟さんの分まで 自分が精一杯生きないといけないって
もっと上を!もっと上を!って いつも自分を(無意識に?意識的に?)追い込んでいるのね。
いつか限界が来て、壊れなきゃ良いなぁって思って、時々アドバイスしながら見ているんだけど、
☆☆☆さんに、その友達と同じ『ニオイ』を感じました。

『竹は しなやかで 折れにくい』って聞いたこと ありますか?

がっつり四つに組んだり、ガチンコでぶつかるのは、それはそれで正解ですが、
全てに全力でぶつかっていては 息切れしやいますよ。
だから、頑張り過ぎないでね ^^

一緒に岩登りに行けるなんて、☆☆☆さんは、お父さんと仲良しなんですね。
親子が仲良しなんて、うらやましいです。
お父さん(彼女や友達など)に「弱音を吐く」ということは、男らしくないことではないってことを 
ちらっと頭の隅にでも覚えておいて下さいね。
人生の先輩でもあるお父さんと、これからは 男同士の関係が築けたら良いですね。

昨日、ハイキング(と言う名の低山登り)じゃない登山を初めてしました。
(雨じゃなかったら、岩(崖?)登りの予定だったんだけど。残念!)
登山って言っても、整備された道ではなく、石やら岩やらのガラガラの沢沿いを
ハイステップばかりでガシガシ登って、
初登山にも関わらず、隣の山へ縦走して、今日は脚やらお尻やらが筋肉痛でボロボロです^^;

今年の冬は、アイスクライミングもしました ^^v

三重県の鈴鹿に『伊勢山上』という 修験道があって、
その山は、低いんだけど、ひたすら岩を登っていく山で、かなり楽しかったですよ ^^
岩登りに近い山もいっぱいあるので、探してみてはいかがですか?
また、マットを買って、3人くらいの仲間と一緒にボルダリングするのも楽しいですよ ^^v

新しいことを始める(私は、「人生に新しい風を入れる」と言っています)と、新しい出会いがあったりして、
私は年を取るごとに人生が どんどん楽しくなっていっています ^^


お返事がありました ^^

夏海さんレスありがとうございます。
よくわかりますね、ホントその通りです。
どうも人前で弱さを見せたくないって言うか、見せるのが怖いっていうか、そういう気持ちがあったり、物事を軽く受け流したりすることが上手くできないんです。
親父によく「あんまり考えるな」とか「違う考えの人間の言うことなんて受け流せ」なんて言われます。
けど、わかってるんだけど一々過剰に反応しちゃったり、二日も三日も考え込んじゃう事があります。
夏海さんの言うようにもっと柔軟になりたいですね、その方が何か楽しそうです♪
親父、大好きです。
もう大分年だから一緒に岩のぼりすることは無理かもしれないけど、いい関係でいれると思います。

登山お疲れ様です、僕が好きな山は槍岳です、あそこは親父と一緒に登った山の内の一つで
正直しんどかったです。
あの山の形が、好きなんです。
おぉーアイスクライミングもされるんですかー、凄いなぁ。
ボルダリングですかぁ、そういえば僕がインドに行ったときボルダリングで有名な場所に言ったんです、ハンピって所なんですけど。
もう凄いでっかい岩ばっかりでビックリでした。
あえて言うなら岩だけって感じでしたよ!
ボルダリングもやってみたいです。
夏海さんは本当に人生を楽しんでいられますね。
素敵です。
僕も見習います。



お父さんと仲良しで良いなぁって思います。
私も そういう頼りになるお父さんに育てられたかったな...


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